彩りや薬味として使われるネギ類。
見分けがつきにくいものもあって
これは同じなのか違いがよくわかりにくい・・・
そんなことはありませんか?
味は同じ様な気がするし、太さの違い?
同じねぎ類?違うの??
地方色も濃い野菜、
今日はあさつきやねぎについて解説しましょう。
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あさつきとねぎ、わけぎの違いは?食べ方にも違いがあるの?
あさつきやねぎ、わけぎといった野菜は
すべて「ネギ科ネギ属」の野菜です。
そして、こうした「ねぎ」の中でも
特に「あさつき」と「わけぎ」の違いが
分からないなんてこともあるのではないでしょうか?
他にも「万能ねぎ」というものも同じく
分かりづらいと思われる事があると思います。
万能ねぎは葱の品種である「九条細」が
密植して育て、若採したものになり
JA筑前あさくらの
商標登録したブランド名で、種から植えます。
わけぎは、葱と玉ねぎの雑種で、
小型化した葱の一変種で、球根から育てます。
あさつきは本来、北海道に自生している
エゾ葱の一変種で球根から育てます。
それぞれ、こうして並ぶと
わかりやすいと思います。
それぞれ異なり、唯一「万能ねぎ」は
品種ではなく商標名であることが分かります。
また、あさつきなどはさっと茹でて酢みそを
和えて食べる「ぬた」にして食べるといいますが、
そうした食べ方の他、薬味など食べ方は
一般的なねぎと同じでも構いません。
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あさつきとねぎの栄養は?効能や効果は??
あさつきやねぎといったネギ類の栄養、
その効能は
特徴的な香りの成分である「硫化アリル」
ビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、
他にも葉疲労物質である乳酸を
分解する働きや、血流をよくする働きで、
肩こりや疲労回復といった効果に期待出来る成分です。
硫化アリルは刻んだ時に多く作られ、
時間と共に消えてしまうため、
食べる直前に調理が大切です!
ビタミンB群、パントテン酸なども豊富で
こうしたビタミンは
栄養素の代謝吸収を高める働きがあり
動脈硬化防止や肌・髪の健康を保つ働きなど
身体を健やかに活気付ける働きがあります。
また、ねぎ類のカロリーは全体を通しても
100gおおよそ30kcal程度。
メインとして食べる事もそう多くないので
実際の食べる量から考えれば
低カロリーな野菜だと思います。
あさつきとねぎの保存方法は?
根が付いているものであれば新聞紙などで包み
日陰の涼しい場所にて保管すると
しばらく保存出来ますが、気温によっては
ダメにしてしまう事も間々ありますので、
使う用途別にカットして水分をよく切り、
ジップのついた冷凍用保冷袋に入れて
冷凍保存した方が長期保存が出来ます。
食べるときは解凍せずにそのまま使いましょう。
身体を温める野菜でもあるねぎ類、
風邪を引きやすい季節は
とくに積極的に食べたいですね!!