料理やお菓子などと馴染みのある片栗粉。
主に料理にとろみを付ける調味用粉として
親しみのあるものですね。
しかし稀にとろみがつかなかったり、
とろみをつけたのに無くなったり、
ダマになったりすることはありませんか?
次からは片栗粉に上手にとろみがつけられる様に
その方法などご紹介しましょう!
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片栗粉のとろみがつかないのはなぜ?分量のせい?
中華丼や麻婆豆腐・・・
他にも色々とトロっとした食感が美味しい料理がありますが、
なぜかいつもトロっとせずに水っぽくなってしまう・・・
その原因には2つほど考えられます。
1つには『水と片栗粉の分量』
片栗粉に対して水が
かなり多めになってしまっていませんか?
まずは片栗粉と水を同量で!
ほんの少し水が多い分には影響はありませんが、
あまりに多すぎる様であればとろみは付きません。
2つめには『温度』
水で溶いた片栗粉を入れた瞬間、
料理は一旦温度が下がります。
料理に回し入れたら火を強めて、
馴染ませる様に混ぜ、沸騰させましょう。
沸騰をさせずにいると
片栗粉の性質である固まる作用が働かず
ただ水っぽくとろみのない料理になってしまいます。
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片栗粉のとろみが消える!なくなるのはなぜ??
とろみをつけた料理を食べていて、
途中でとろみが消えて元に戻ってしまう!
・・・なんて事はありませんか?
これには意外なワケがありました!
実はとろみを付けた料理に『唾液』が
混入することで起きているのです!
片栗粉の原料は”さつまいも澱粉”や”じゃがいも澱粉”なのですが、
唾液に含まれる酵素により分解されてしまうのです。
唾液の付いたお箸や匙などから料理と接触すると
いつの間にかとろみが消えているという事です。
他には”片栗粉のとろみの原理”
おおよそ65度くらいでα澱粉となり、
ここで糊化(こか)という
水を抱き込む状態になりとろみが付きます。
しかし、温度が下がってしまうことで
この状態が元にもどってしまうのです。
片栗粉のとろみの代用になるものは?だまを作らないコツは?
片栗粉を切らしていてとろみをつけられない!
そうともなるとどうしたら・・・。
片栗粉が無いともなれば、恐らく同じ様にとろみを付ける
コーンスターチや葛粉なども無いと思われます。
その際には割りと家にある小麦粉や、
じゃがいもや蓮といった澱粉の多い野菜を
すりおろして使うといった方法はあります。
ただ、メニューによってはそれらが合わない事も
ありますので、無難に小麦粉を使う方が良いでしょう。
小麦粉でとろみをつける場合には、
先に小麦粉と水を弱火にかけて、
ベシャメルソースの硬さ程度の
糊状になったものを使います。
丁度よいとろみがついたら火を止め、
冷めないうちに使いましょう!
硬くなります。
また、”だま”を作らない様にするには、
水溶き片栗粉を料理に回し入れたら
手早く混ぜる事が鉄則です!