まるっとしていて
とっても瑞々しい「水ナス」
その名の通りで水分をたっぷり含んでいて
とっても美味しいナスです。
手に入ったら美味しく食べませんか?
今日は水ナスの食べ方や
栄養、カロリーなどいろいろとご紹介します!
Sponsored Links
水ナスの旬な時期はいつ?
水ナスは一般的なナスと比べて
灰汁が少なく皮も薄くて
手で絞ると水分が出るほど瑞々しく
古くは畑の端に植えて、
農作業の喉の渇きを潤すものだったとか。
ほんのりと甘みを持っているので
生のまま食べる事が多い品種です。
水ナスの旬は、
ハウスもので2月~8月頃、
露地栽培では5月~11月頃まで
出荷しています。
水ナスは江戸時代頃から栽培があり、
古くから大阪の泉州以外では育たないとされていました。
(泉州⇒境、泉、岸和田、泉佐野、貝塚各市)
それ以前に種や栽培技術は
門外不出としていたため、泉州の伝統野菜でした。
今でも泉州が誇る特産の1つで、
現在では他の土地でも栽培されていますが、
やはり泉州の水ナスは他のものと比べても
格の違うものとされています。
水ナスの栄養や効能は?気になるカロリーは?
どんな野菜でも栄養はありますが、
得意としている栄養は様々違いがあります。
水ナスを筆頭にナス類は
90%以上は水分と糖質で構成されていて、
栄養の面も水ナスも一般的なナスでも
同様の栄養素を含んでいます。
ナス類の得意な”抗酸化作用”
皮が紫色であるナスはポリフェノールの
一種である”アントシアニン”を含んでいて、
血栓予防や目の疲労、美容にもよい作用をします。
また、カリウムを含み、
体のほてりやのぼせの改善、
利尿作用といった効果があり、
体を冷やす野菜としています。
多く食べ過ぎると冷えてお腹が下る
といったこともありますので、
消化器系があまり強くない方や、
妊婦さんは量に注意しましょう。
「体を冷やすのが心配」
と思われるかもしれませんが
夏野菜の効能は、
その旬の時期に合わせた作用を持つもの。
通年食べられますが、中国では
体を冷やす食べ物は、加熱をすることで
体を温める食べ物に変わるとしています。
体を冷やしてはいけない方や
冷え性には加熱調理がおすすめです。
なお、水ナスのカロリーは100gで18kcal程度です。
Sponsored Links
水ナスのおすすめの食べ方は?生?それとも漬物?加熱は?
やはり生で食べたり漬物が主流で、
浅漬けなどは各ご家庭で漬けたり、
最近はスーパーでも手に入りやすく多く楽しまれています。
もちろん、加熱調理もおすすめ!
水分が多い事でとろける様な口当たりで
甘みがさらに増して美味しいですよ!
ただ、ぎゅっと絞らず、
水分は含めたままで調理!
フライや天ぷら、煮物や炒め物など
一般的なナス料理と同様に楽しむ事が出来ます。
そのまま炒め物にしてもよいですが、
一手間かけるとさらに美味しくなります。
まず、薄く片栗粉などを付け、
少し多めの油で揚げ焼きしてから
炒め物にすると水分を保持しつつ、
ほどよい食感になります!
ナスが苦手・・・という方でも
案外食べられてしまうと人気の水ナス!
お好みの食べ方で楽しんでくださいね!