大人も辛い鼻づまりですが、
赤ちゃんや子供はそれ以上に辛そうです。
息苦しさにより十分な睡眠を
得ることが出来ないとなると、
体に現われる睡眠障害の症状とは
どのようなものなのでしょうか?
今回は鼻づまりによる睡眠障害の
原因や症状、解消方法などについてみていきましょう。
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鼻づまりによる睡眠不足の原因は花粉症!?
鼻づまりによる睡眠不足の原因の
1つとして花粉症が挙げられます。
20歳以上の花粉症患者500人に
「花粉症の時期で最もつらいと感じるときは?」
という質問に対し、
就寝時が最もつらい!
という結果が出ていました。
日本人の4人に1人は花粉症ですので、
同じように悩んでいる人はとても多いようです。
鼻づまりだと睡眠の質が落ちてしまい、
睡眠が浅くなったり寝つきが悪くなったりと
十分な睡眠を得ることができなくなります。
花粉症のほかに挙げられる原因としては
アレルギー性鼻炎です。
アレルギー性鼻炎は、
風邪をひいていないにもかかわらず
くしゃみや水のような鼻水、
鼻づまりといった症状が出てきます。
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赤ちゃんや子供の鼻づまりによる睡眠障害の症状は?
赤ちゃんや子供にとって
睡眠はとても大切なものです。
鼻づまりになると必然的に
口呼吸になってしまいます。
赤ちゃんの場合、
・哺乳が困難になる
・夜中に何度も起きる
といった症状が現れます。
実際に鼻づまりの時に授乳をしていると
少し吸ってすぐ離して・・・といったペースになり、
せっかく飲んだ母乳が
口からダラダラとこぼれていました。
夜中に何度も起きて
抱っこして寝たと思えばまた泣いてと・・・
赤ちゃんだけではなく両親にも
かなりの負担がかかってきます。
子供の場合は、
・鼻をこする
・鼻をいじる
・強い鼾(いびき)をかく
といった症状が現れます。
鼻の機能が十分に働かない
状態になっている鼻づまりは、
器官や肺の炎症、睡眠呼吸障害
といった病気を引き起こし、
年齢が低ければ低いほど深刻になっていきます。
集中力や脳の活動力の低下、
脳の発育が阻害されるといった
極めて危険な状態になるそうです。
鼻づまりによる睡眠障害の解消方法や対策は?
酷い場合は病院の受診をおススメしますが、
家庭でできる方法も併用してみましょう。
1.子供の頭から腰のあたりにバスタオルなどを
敷き、なだらかな傾斜をつくります。
少し上体を起こすことによって鼻づまりが楽になります。
ここで注意するのが
頭だけを高くしないことです。
2.眉間付近に蒸しタオルを当てます。
そうすることにより血行がよくなり
鼻が通りやすくなります。
3.赤ちゃんの場合、自力で鼻をかむことが
できませんので鼻水を吸ってあげましょう。
最初に口で直接吸う方法が良いそうですが、
最近は簡易な鼻水吸引機が販売されており
口で吸うタイプと電動の2タイプがあります。
しかし、これらは鼻の粘膜を傷つける場合があるので
1~2度ぐらいの頻度が望ましいようです。
また対策としては、
お風呂に入ると鼻づまりが楽になるように
部屋の湿度を上げる方法が良いです。
加湿器を設置して湿度を高めて寝ると
かなり効果を発揮するようです。