十五夜のお月様とお団子。
このセットは広く知られており、
十五夜にはお団子を食べながらお月様を
見るものだと考えている人は
多いのではないでしょうか?
でも、どうしてお団子なの?
月見団子の準備はどうすればいいの?
と疑問に思う人も多いはず。
今回は、十五夜と月見団子について紹介します。
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十五夜にはなぜ月見団子?その由来は?
今でこそお月見の際に備えられる物は
お米の粉でできたお団子ですが、
昔は里芋や豆類をお供えしていました。
その理由は、十五夜のお月見が
収穫に感謝するという行為であり、
十五夜のころに収穫できるものが
イモ類だったからです。
十五夜の別名は「芋名月」といい、
当時の名残を残しています。
その後、お米を使った団子が登場するようになり、
現代まで伝えられているということです。
白くて丸い月見団子は
月が満ちる姿(満月)を模したもので、
収穫への祈りや感謝だけでなく、
成就や健康、幸福をも表しています。
お月様と同じ丸い月見団子をお供えし、
そのお団子を食べることで、
健康と幸せを得ることができると考えられています。
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十五夜の定番!月見団子の作り方、レシピ!
まん丸で真っ白なお月見団子、
実は簡単に作れるんです。
・米粉(白玉粉・上新粉)
・お水。
月見団子の作り方
米粉に水を加えていって、耳たぶ程度の
硬さになるように手でこねます。
こねた生地を手でまん丸に形を整えたら、
沸騰したお湯の中に投入!
団子が浮き上がってきたら、そのまま2~3分ゆでます。
ゆであがったら、冷水で冷やします。
これで完成!簡単ですよね。
お月見のお団子は地方によって
味付けが違うようです。
あんこやきなこ、みたらしなど、
お好みで味付けをしてみてはいかがでしょうか?
月見団子の積み方や飾り方は??
それでは、いよいよお団子を
積み上げていきたいと思います。
ちなみに、お団子は「三方」という
折敷に台がついたお供え用の器に
積むのが正式です。
三方があるご家庭は少ないので、
お盆やお皿にお供えしてもOKですよ!
お団子の数は地域によって異なりますが、
ここでは「十五夜」に
十五個のお団子をお供えするやり方をご説明します。
まず、一番下の段に3×3になるように
団子を敷き詰めます。
次に真ん中の段には2×2になるように
団子を置いてください。
そして一番上の段には団子を2個置いてください。
このとき、正面から見て
縦に2個置けば神事、
横に2個置けば、仏事となるそうです。
他にも、一番下の段に8個、
その上に4個、2個、一番上に1個と置いて
完璧なピラミッド型にするという
積み上げ方もあるようですが、
正式なのは9・4・2の方みたいですね。
今年、2014年の十五夜は9月8日。
お団子をお供えして、お月様を眺めてみてはいかがでしょうか?