イカや魚の干し物は、
そのまま食べるよりもうまみがありますよね。
いつもの食べ方もいいですが、
ご家庭で手軽に一夜干しを作ってみませんか?
実は簡単に作れるんですよ!
春から夏には真アジも出回りますし、
旬の魚を一夜干しで楽しみましょう!
今回は一夜干しの作り方についてお伝えします。
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イカや魚の一夜干しの作り方は?
新鮮なイカが手に入ったり、
釣り好きな方がたくさんイカを釣ってきた時、
ぜひ作ってみてください!
イカの下処理をする前に、干す場所を作りましょう!
ここで洗濯物を干す際に使う”洗濯物干し”を
うまく利用してしまいましょう!
まずはイカの下処理をします。
”えんぺら”といういわゆるイカの耳、
これを下にして胴の真ん中に包丁を
入れ一枚に開いてください。
内臓に付いている墨袋を破かずにひっぱり外し、
胴と脚の間に縦に包丁をいれ開いて、
くちばしの部分を取り除きましょう。
目もつぶさぬ様に押し出して取り、
内臓を上に向かってひっぱり剥がし、
軟骨を抜いたら下処理はおしまい。
最後に塩と酒を両面にすりこみ、
そのまま2時間程度置いた後に干します。
魚はアジやイワシ、カマスなど、
中骨を付けた二枚おろしか、
中骨を取った三枚おろしでも可能です。
水洗いをして一旦水気を切り、
12~13%程度の塩水に20~30分漬け込み、
再度水洗いをしザルなどに広げて干します。
夜から朝、6~8時間程外に干し、
乾いて水気がなくなっていたら完成です。
干し網を1つ買って置いてもいいですね!
ハエや鳥からも除ける事ができます。
100円均一でも購入できますよ。
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一夜干しの食べ方や焼き方!保存できる期限はどれくらい?
1枚づつラップをして、更に保管袋に入れて
冷凍すれば1~2週間は保存出来ます。
しかし、早めに食べた方がおすすめです。
一夜干しは焼きすぎると美味しさが半減、
魚は身の方から焼きましょう。
魚焼きグリルなどで、火は中火程度で!
程よく焼き色がついたら返し、
皮側を焼くときは弱火にしてゆっくり焼きます。
イカはフライパンで中火で焼き、
日本酒を大さじ2ほど入れて蓋をし、
蒸し焼きにしましょう。
2分程度焼いて返し蓋をし1分ほど。
身が白く色がかわって日本酒の
水気が飛んだら切り分けて食べましょう。
食べ方は魚もイカも一般的な大根おろしや、
マヨネーズに七味や醤油を少し混ぜたもの、
レモンをかけたりしても美味しいです。
一夜干しにすると栄養はどう変わるの?
一夜干しといった干物は、
水分が抜け凝縮されるので栄養価があがります。
さらにうまみの成分であるイノシン酸も増え、
味もグッとアップする
魚の美味しい食べ方の1つです。
ただ、天日干しした『干し物』と比較すると
お陽様に当っていない分栄養分は
多くあがる物ではありませんが、
一夜干しの方が味が柔らかい面で好まれています。