夏の野菜の1つである「ゴーヤ」
とても体によい野菜ですが具体的に
どんな効能を持つのかご存知ですか?
苦いし本当に体にいいの??
実はこの苦味にゴーヤの持つ力が含まれています!
では、ゴーヤの効能についてくわしく解説しましょう!
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ゴーヤの栄養素!苦味や種に含まれるものは?
ゴーヤの栄養素は
ビタミンCが100gで76mgととても多く
キュウリやトマトの約5倍以上含んでいます。
また、比較的加熱に強いビタミンなので
短時間調理程度であれば栄養を残しておけます。
主に効能で注目されるのは「苦味」
”モモルデシン”という成分で、
胃腸の粘膜保護であったり食欲増進、
肝機能を高め、血糖値の降下にも効果があります。
他にカロテンを210μg、葉酸を72μgなど含み、
カリウムに至っては260mg。
カリウムの多いナスや冬瓜、きゅうりよりも
60mgほど多く含みます。
また果皮に含まれる”チャランシン”という成分にも
血糖値を下げる効果と
コレステロールを低下させる働きがあり、
果実と種には「蛋白MAP30」を含み、
ガン細胞を攻撃する細胞を活性化させて、
ガン細胞の増殖と抑制をすると注目されています。
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ゴーヤの種の効能にはダイエット効果や肌、便秘にも効く!?
ゴーヤの効能には色々ありますが、
ダイエット効果を狙うのであれば「種」に注目!
ゴーヤの「種」に含まれる”共益リノール酸”には
体脂肪を分解・消費する働きがあります。
あまりこのリノール酸が含まれる食品はなく、
身近で手に入れられるものといえば
ゴーヤの「種」です。
これだけ食べていれば痩せられる訳ではありませんが、
ダイエットを後押しする食材としておすすめです。
沖縄やゴーヤ農家さんではゴーヤのワタと種は捨てず、
お味噌汁の具にしたりチャンプルーにそのまま使ったり。
最近流行のスムージーなどにいれてしまえば
食べづらいといったこともなく、
ダイエット効果をあげることが出来るでしょう。
また、ビタミンCはお肌のハリやツヤの元となる
コラーゲン生成に必要な成分であったり、
胃を整える働きや便秘解消などと
相まって肌にもよいと言われています。
肝臓機能を正しくする働きから
夏バテ予防にも効果があると言われています。
ゴーヤのお茶や粉末・ジュースにも効能はあるの?
ゴーヤを使ったものにはお茶や粉末、ジュースに
なっているものなど多く出回っています。
ゴーヤ茶などはノンカフェインで
ビタミンやミネラル不足、美肌効果、
「種」が入っているものであれば
ダイエットや高血圧、血糖値が心配な方にも有効です。
粉末や青汁にも同じ事がいえ、
「種」まで入っているかどうかがカギになります。
なお、ゴーヤが持つ苦味成分には
”キニーネ”という成分を含んでいて
子宮を収縮するので流産すると耳にしますが、
沖縄で特別流産の数が多いといった事もなく、
どちらかといえば体を冷やす働きをもつので、
食べ過ぎるとよくないといった感じの様です。