今では輸入やハウスものがあって1年中、
手に入る野菜がとても多く増えています。
その中の1つである「アスパラガス」
本当の旬をご存知でしょうか?
輸入やハウスものが簡単に手に入るので
本来の旬を忘れてしまいがちですね。
旬な時期こそ栄養を豊富に蓄え、もっとも美味しい季節!
今日はアスパラガスの旬についてご紹介したいと思います。
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アスパラガスの旬な時期はいつ?トップの北海道は?
アスパラガスは地中海東部が原産でユリ科の植物です。
日本名は「オランダキジカクシ」と言います。
これはアスパラガスが成長し、
葉が繁るころに雉(きじ)が隠れるほど
成長することからそう呼ばれているそうです。
旬は春頃から芽を出して秋まで収穫ができ、
もっとも最盛期は春~初夏です。
日本国内では北海道が断トツの栽培面積と
出荷量を誇り、その旬は6月頃になります。
北海道産のアスパラガスは
初夏を漂わせる季節の野菜で時期が来ると
産地直送や本州スーパーなどでも並びます。
続いて長野県、佐賀県、長崎県などで栽培されています。
本州産の方は、やはり温かくなる時期も
早いので1ヶ月ほど早い5月頃が旬です。
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ホワイトアスパラの旬も同じ?栄養などの違いは?
アスパラガスには
白い「ホワイトアスパラ」もありますね。
これも旬は同じ時期になり品種も同じです。
育て方に違いがあり、土をかけて日に当てず
育てているので緑色がなく白く育ちます。
栄養に関しては本来、グリーンアスパラが持つ
カロテンやアスパラギン酸などといった
栄養素を同じく持っていますが、
グリーンに比べるとやや栄養価は落ちます。
さらに痛みやすいので、ほとんど本州などには出回らず
缶詰などで見られる事が多いかもしれません。
ホワイトアスパラは北海道では
その時期になるとスーパーにならび
グリーンアスパラとはやや調理方法が異なります。
そのまま塩茹でにしてしまうと色が悪くなるので
レモン汁や酢を少々入れて、
アスパラの根元を少々皮をむきます。
この皮も一緒に入れて5分程茹でたら
そのまま冷めるまで漬けておきます。
茹でて直ぐに取り上げてしまうと
グリーンアスパラにはないエグミがあるので、
湯が冷めるまで放置し水洗いせず食べます。
この茹で汁は最高においしい旨味があり、
非常にコクがあるので
それほど塩を入れずに茹でる事が多いです。
旬のアスパラガスの選び方や保存方法!
アスパラガスの選び方は、
穂先が開いておらず
乾燥していない固く閉じたものを選びます。
根元部分もチェックし、
乾燥していると繊維にそってシワが目立ちます。
食べられない事はありませんが当日中に
使い切る程度で早々食べてしまう必要があります。
新鮮なアスパラガスを購入したら
新聞紙などに包んで立てて保存します。
冷凍する場合はよく洗ってから水気を切り、
使いやすいサイズにカットしてから
保冷用袋に入れて冷凍します。
使用する時は解凍せずそのまま加熱調理します。
加熱をしてから冷凍すると、
加熱した際に水っぽくなりすぎるので、
あえて加熱しないで冷凍する事をおすすめします。