インフルエンザ予防に
マスクは効果があるのでしょうか?
思えば私自身もマスクは付けていながら、
インフルエンザにかかったことがあります。
これって意味がないの?
インフルエンザの予防に対する
マスクの効果についてお話したいと思います。
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マスクの効果はインフルエンザ感染者が付けた方がいい!?
厚生労働省ではインフルエンザ対策として、
マスクの着用は感染予防に有効であるとしています。
インフルエンザは飛沫感染なので、感染者が
咳をしたと同時に空気中にウィルスが吐き出され、
それを呼吸で吸い込むことで免疫力や抵抗力が
弱っている時に潜伏期間を経て発症します。
インフルエンザでマスクの着用に関しては、
感染者がマスクをする方が効果が上がる!といいます。
人混みの中でも咳をしているのにも関わらず
マスクをしない方を多く見かけますが、
インフルエンザにかかっている!
かかっていない!に関わらず
咳やくしゃみの症状があるならば
マスク着用はエチケットということです。
感染者がマスクをすることは当然ですが、
電車など人混みでは
マスクはしておいた方が無難ということですね。
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新型インフルエンザにマスクは効果なし!?予防におすすめは?
一般的な不織布で出来たマスクは、
5ミクロン以上の粒子であれば防ぐ事ができます。
インフルエンザウィルスの大きさは、
直径0.08~0.12ミクロンであり、
また、ウィルスを含む咳からの飛沫は
5ミクロン以上といいます。
ただ、ウィルスの飛沫核は0.3ミクロン以上ですので、
一般的なマスクではウィスルが通過してしまいます。
そこで予防や感染者自身にも身に付けて欲しいマスクは
「サージカルマスク」といわれている医療用のマスクです。
『N95』というマスクであり、
0.3ミクロン以上の粒子であれば通す事がなく、
更にナノフィルター搭載であれば
0.03ミクロン以上となるので、
ウィルスの通過は逃れる事ができます。
「メジャーリーガーm-101wマスク」というものが
高い評価を得ており、医療現場や介護施設などでも
患者の唾液や咳によるウィルスの飛沫からの
感染を防ぐ為に使われています。
インフルエンザの潜伏期間から発症するまでの期間は?
インフルエンザはウィスルに
感染することで起きる病気ですが、
一般的な風邪よりも
急激に発症し症状が重いのが特徴です。
潜伏期間は2日前後で、
時により1週間ほど潜伏する事があります。
身体に侵入したウィルスは気道や肺に付着してから
20分ほどで細胞内に到達します。
その後、増殖する速さがすさまじく、
1個のウィルスが8時間後には100個に、
16時間後には1万個に増えて行きます。
潜伏期間後は38度以上の高熱であったり、
筋肉痛といった全身症状をあらわします。
予防接種を行うことで、
この症状はまだ緩和されますので、
小さなお子さんやご高齢といった体力や免疫が弱い方、
どうしても仕事が休めない方は
積極的に受けておいた方がよいでしょう。