夏に欠かせないかき氷。

ご自宅でかき氷を作るという家庭も多いでしょう。

その際、必須となるのがかき氷のシロップですが、市販のシロップで好きな味はありますか？

今回はかき氷のシロップの味の秘密を、手作りシロップのレシピとアレンジ方法と合わせて紹介します。

かき氷のシロップが全部同じ味って本当？

「市販のかき氷のシロップは全部同じ味」という話を耳にしたことはないでしょうか？

実はその話は本当です！

ほとんどの市販のシロップは「高フルクトース・コーンシロップ」という果糖ブドウ糖液と酸味料で作られています。

そのため、目を閉じ鼻をつまんで食べてみると、どのシロップのかき氷も見分けがつきません。

それではなぜ違う味のように感じるのか？というと、その秘密は「香料と色」にあります。

つまり見た目と香りで錯覚を起こしているのです。

例えば、抹茶・コーラ・カルピス・コーヒーなどはそのものの味がしますが、メロン・いちご・レモンなどほとんどの定番シロップは、原料に同じものが使われています。

もちろんかき氷屋さんのシロップは手作りのオリジナルシロップを使っているため、そのお店ならではの個性的な味を楽しむことができます。

自分で作りたい！かき氷のシロップのレシピを3つ紹介

どうせならば自家製のかき氷のシロップを作ってみたい！という方も少なくないのではないでしょうか？

季節の果物を使いたい！カロリーを抑えたい！好きな具材をのせられるシロップを作りたい！など、手作りであれば叶えることができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

赤肉メロンのかき氷シロップ

1. 赤肉メロン（1玉）を1口大にカットし、砂糖（100g弱）と5分程度煮ます。
2. 粗熱がとれたらミキサーにかけ、完成です。

糖質オフの抹茶シロップ

1. 抹茶粉末（3g）とラカントS（25g）を器に入れ、よく混ぜます。
2. 熱湯（40cc）を少しずつ加え、抹茶のダマとラカントが溶けるまで、しっかり混ぜます。
3. 粗熱がとれたら完成です。

アレンジ自由な透明シロップ

1. 砂糖（1カップ）・塩（小1）・水（1カップ）を鍋に入れ、砂糖が溶けるまで火にかけます。
2. 粗熱がとれたら完成です。

自家製であれば食べたい時に作れますし、必要な分だけ作ることができるのでとてもおすすめです。

色々な手作りシロップで、かき氷を楽しんでみてください。

余ったかき氷のシロップのアレンジ方法

手元のかき氷のシロップを使い切れず余ってしまったという場合、使い道に困ることがありますよね？

夏が終わりかき氷の季節が終わってしまっても、使い切れる簡単アレンジ方法を紹介します。

すいかクッキー

1. 材料A：ホットケーキミックス（100g）・片栗粉（20g）・かき氷シロップいちこ（大2）・オリーブオイル（大2）・黒ゴマ（小1）をボールに入れ混ぜ合わせ、クッキー生地を作ります。
2. 材料B：ホットケーキミックス（65g）・片栗粉（20g）・かき氷シロップめろん（大2）・オリーブオイル（大1）をボールに入れ混ぜ合わせ、クッキー生地を作ります。
3. Bの生地をラップを使いながら綿棒で伸ばし、丸めたAの生地に巻き付けます。
4. ラップで包み冷凍庫で1時間程冷やし固めたら、0.5cm程の厚さでカットし、さらに半分に切りスイカの形にします。
5. 170度のオーブンで、15分程度焼いたら完成です。

かき氷のシロップグミ

1. 耐熱容器にお好みのかき氷のシロップ（大1）・水（大1/2）・粉ゼラチン（3g）を入れ、600wのレンジで約20秒加熱します。
2. ゼラチンが溶けるまで、よくかき混ぜます。
3. 好みの型にスプーンなどでグミ液を流し込み、冷蔵庫で0分以上冷やし固まったら完成です。

他にも2色のかき氷シロップを使ったキューブアイスなどもあります。

ぜひ、参考にしてみてください。

まとめ

鮮やかな色で涼し気なかき氷のシロップは、同じ味だとわかってもやはり手元に置いておきたいという方も少なくないのではないでしょうか？

自家製シロップで自分好みの味を楽しんだり、余ったシロップをアレンジ活用したり、かき氷のシロップはたくさんの可能性を秘めています。

暑い夏に欠かせないかき氷を色々なシロップで楽しんで、爽やかに夏を乗り越えたいものです。