ほくっとおいしい「さつまいも」
とっても身近な食べ物ですよね。

焼いたり蒸したり揚げたりと、
お料理やスイーツなど広く使われています。

では、さつまいもの栄養に含まれる効果って？

実はとっても体にいい食べ物なのです！
今回はさつまいもの効果についてご紹介します。

さつまいもには漢方や薬膳の効果がある！？

さつまいもは漢方で「蕃薯（ばんしょ）」といい、

薬膳同様の働きと体を温めたり
冷やしたりすることがない、安定した作用をします。

常食することで”五臓を肥やす”といわれ、
胃腸を整え強くし、勢力を養うとし、
便通を整え疲れを緩和する働きを持っています。

さつまいもの作用の中でも「便秘改善」という点は
多くの方がご存知だと思います。

さつまいもを生の状態で切った際に
白い汁が出るのはご存知でしょうか？

この中にはヤラピンという成分含まれ、
緩下作用があり、さらに水溶性食物繊維（ペクチン）が
豊富なことから相乗効果で便秘が解消され、腸内環境を整えます。

腸内環境を整える事で大腸がん予防や、
免疫力の強化、美容などにも働きます。

さつまいもの栄養と効能！

その他、肥満の解消にも用いられる事も多く、

白米とさつまいもを半々に炊いて食べることで
20kcalほどカロリーを抑えられる食材です。

さつまいもが変色する原因！防止方法は？

さつまいもの葉やつるにも栄養や効果があるの？

さつまいものつる（茎）を使って
きんぴらにするといった料理法をご存知でしょうか？

ＴＶなどでも見た事がある方もいらっしゃるのでは？

農家さんや家庭栽培などで手に入る副産物な様で
あまりスーパー等では見かける事が無いのですが、
元々は“芋”として食べられていたようです。

突然変異から主に”つる”と”葉”を利用目的とした品種で
「翠王（すいおう）」と言うさつまいもがあります。

一般的なさつまいもは根である「いも」の部分の
栄養について分析数値が公表されていますが、

「翠王（すいおう）」の茎葉にも
様々な栄養を蓄えている事がわかります。

こうしてみるとさつまいものつるや葉にも
栄養があるということがおのずと解ると思います。

甘いものやねっとり系のさつまいもの種類は？

また、ポリフェノールを含み、
乾燥粉末1gに対して約140μmol（クロロゲン酸相当量）の
活性酸素除去いわゆるデトックス効果を得ることができます。

さらにルティンが100g20mgと豊富で、
目の健康や活性酸素除去と働きます。

さつまいものアク抜きは必要？

さつまいもの皮にも効能が含まれている？

さつまいもを食べる時、
捨てないで食べて欲しい部分に「皮」があります。

さつまいもの皮の色はアントシアニンで、
ポリフェノールによる抗酸化作用や
目の保護や視力改善といった作用を含む成分です。

他に食物繊維と消化酵素を合わせ持つので、

皮付きで食べた方が胸焼けや腸内での異常発酵を抑え、
ガスを貯めない作用を発揮するのです！