きちんと歯磨きをしているのに
なぜ歯肉炎になってしまうのでしょう?
それには毎日の『歯磨きの方法』に
秘密があります!
今回は歯肉炎の予防や、
進行を防ぐ正しい歯磨きの方法、
歯ブラシの選び方など解説します。
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歯磨きのとき歯ぐきが痛い!その原因は?
すでに歯肉炎になっている方には、
歯磨きで出血することも多く、
度合いによっては痛みが走り歯磨きを
躊躇する方も多く見受けられます。
しかし、歯磨きをしなければ
虫歯はおろか、歯周病などといった
他に支障を与える事になり、
口内環境が粗悪になってしまいます。
「歯周病対策用」の歯ブラシをつかって、
歯磨き指導も受けているのに痛みが増した!
なんて方も少なくありません。
中には歯ぐきが切れたなど・・・。
歯磨き指導を受けているにも関わらず
こうした事が起きる主な原因は
「磨く力」が強過ぎるのです。
「やっているはず」は思い込みで、
思い以上の力をかけているのです。
歯ブラシを持つ手に注目!
利き手で持っていませんか?
利き手は思った以上に
知らぬうちに力んでしまいます。
やりづらいとは思いますが利き手とは逆で、
「磨けているの?」と思う程のソフトタッチで
小刻みに磨く事をおすすめします。
他に”磨き過ぎ”にも注意しましょう。
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歯肉炎を改善するための正しい磨き方は?
歯肉炎改善の為の歯磨きの方法は、
原因である”歯垢(プラーク)”を
取り除く事を目的にしています。
まずは「バス法」とよばれ、
広く推奨されている磨き方です。
・歯ブラシを歯と歯茎の境目
斜め45度に当てる。
・歯1本づつを磨く様に小刻みに磨く
・歯ブラシは鉛筆持ち、力は決して入れず。
他には「つまようじ法」があります。
・歯と歯の間に毛先を入れる
・出し入れを1箇所につき7~8回繰り返す
歯の裏側は歯ブラシを縦にし、
ブラシの先を押し込んで軽く磨きます。
歯肉炎の歯磨きに最適な歯ブラシや歯磨き粉選びのポイントは?
歯ブラシ選びはとっても大切なポイントです。
用途に分けたブラシを用意し
使う事が薦められています。
歯磨きの時間が5分以上
(歯磨きに自信が無い方)
ヘッドが細めで、毛先の細い
毛束が小さい歯ブラシ。
ブラシをするだけで歯間に毛先が入るので
効率良く歯磨きが出来ます。
歯磨きが5分以下の方
歯と歯茎に当る面が広い大きめの
ヘッドの歯ブラシがオススメ。
ただし、
歯間に磨き残しが出る可能性があるので、
朝は忙しい方は夜、細い歯ブラシでしっかりと磨く!
など使い分けをすると効果が高まります。
歯磨き粉は使わない方法が推奨されていますが、
歯磨き粉には歯を守るフッ素が入っていたり、
歯垢を落としやすくするなどメリットもあります。
ただ、爽快感を味覚で感じてしまい、実際には
磨けていないのに磨いた気分にさせてしまうので、
使う量を少なめにすることをおすすめします。
歯肉炎・歯周病等口内の
トラブルに選ばれる歯磨き粉は、
・GUM デンタルジェル センシティブ
・コンクール ジェルコートF
研磨力が弱く炎症を抑えるとして選ばれています。