ダイエットや健康に良いからと
お豆腐ばかりの食事になっていませんか?
お豆腐の食べ過ぎは注意が必要!
「え?だって体にいいじゃない・・・」
目からウロコ!
豆腐の食べ過ぎによる注意点をご紹介します。
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豆腐の食べ過ぎは太る原因になる!?
豆腐は良質なタンパク質を含み、カロリーも低く
ダイエット向きの食材として知られています。
ここで一般的に言われる
豆腐のカロリーなどを見て行きましょう。
タンパク質 4.9g
脂質 3.0g
炭水化物 2.0g
カルシウム 43mg
食物繊維 0.3g
・木綿豆腐 100g カロリー 72kcal
タンパク質 6.6g
脂質 4.2g
炭水化物 1.6g
カルシウム 120mg
食物繊維 0.4g
例えば、卵1個 約50gを同じ100g(卵2個分相当)に
換算して比較してみましょう。
タンパク質 13.6g
脂質 11.4g
炭水化物0.4g
カルシウム56mg
卵1個の方がカロリーや脂質の面では高く、
炭水化物では豆腐の方が高くなります。
豆腐だけを食べるということではなく、
バランスのよい食事を心がけましょう。
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豆腐の食べ過ぎで病気に!?結石や下痢になる?
豆腐の食べ過ぎによって病気になるの?
腎機能障害や動脈硬化といった生活習慣病における
高尿酸血症や腎機能が弱い方などは
動物性タンパク質だけでなく大豆などの
植物性タンパク質の摂取にも注意が必要です。
「プリン体」という言葉を
耳にされたことがあると思いますが、
痛風の原因であると言われています。
そもそも高尿酸値が高い方が、プリン体を含む
動植物タンパク質を多く摂りすぎると
痛風発作や腎機能低下など
生活習慣病を悪化させてしまう事があります。
また、豆腐を食べ過ぎた場合に
下痢を起こすという方は、
豆腐に含まれるニガリの
”酸化マグネシウム”に反応しています。
下剤にも使用されている成分であり、
お腹を緩くさせる働きがあるからです。
その他、酸化マグネシウムと
シュウ酸を含む食材(里芋など)を
一緒に多く食べ続けると結石を起こすことがあります。
豆腐の食べ過ぎで逆効果になる量は?肝臓にも弊害がでる??
豆腐の食べ過ぎによる弊害は、
大豆に含まれるイソフラボンやケルセチンなどの
フラボノイドによって起きる事があります。
DNAの構造を正常に保つ働きをする
”トポイソメラーゼII”を阻害する働きを持ち、
それにより遺伝子の異常が生じる可能性がある
と報告されています。
「トポイソメラーゼ阻害作用」といい、
抗がん剤治療を受けている場合にも誘発されることがあり、
急性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病が
発症するとされています。
また、イソフラボンの過剰摂取は
生理不順や子宮内膜症を誘発・悪化させ、
さらに女性の肝臓がんリスクを高めるという報告もあります。
1日あたり80g以上の豆腐や納豆といった
製品を食べ続けた女性と
それ以下の摂取量の方と比較すると
約3.2~3.9倍も差があり、逆効果を生むといいます。