離乳食が落ち着くまで赤ちゃんが
成長するのに欠かせない母乳やミルク。
特に母乳はママの血液から生成されており、
ママが食べたものは母乳に大きな影響を及ぼします。
出来れば和食といったヘルシーな食事を中心にし、
甘い物や揚げ物などのコッテリとした食事は
控えめにすることが大切です。
しかしたまには食べたくなる甘い物・・・
今回は授乳中に食べる
チョコレートの影響などについてみていきましょう。
Sponsored Links
授乳中のチョコレートの食べ過ぎは湿疹に?他の影響は?
母乳育児に関しては様々な情報が飛び交い、
悩んでいるママはたくさんいます。
しかし「子供の為に・・・」と
甘い物や揚げ物類を一切食べないなんて
逆にストレスが溜まるのでは?
チョコレートには脂肪分が含まれており
食べ過ぎてしまうと母乳の味が変わり、
赤ちゃんがたくさん飲んでくれなくなる
可能性がでてきてしまいます。
そうなると乳腺炎へと繋がりかねません。
乳腺炎になった方は口を揃えていう痛みですが、
本当にとんでもない痛みで
詰まりを解消するマッサージさえも
涙がでてしまう時があるくらいです。
ママにとっても脂肪分の多いチョコレートは
辛い経験になりかねない食べ物ですが、
赤ちゃんもその影響で
湿疹ができるケースがあります。
Sponsored Links
アルコール入りチョコレートが影響の元?カフェインも関係してる?
授乳中のカフェイン摂取は
ママにとって敏感になる問題の一つだと思います。
そもそもカフェインが赤ちゃんに
与える影響はどのようなものがあるのか?
・不眠
・興奮
・不機嫌
以上のようにカフェインが
赤ちゃんの脳を刺激し覚醒させ、
泣きわめくうえに寝てくれないと
ママにとっても辛い状況になってしまいます。
チョコレートにもカフェインは含まれていますが、
板チョコを1枚食べる程度なら
母乳に影響がでるとは考えにくいです。
またアルコール入りのチョコレートについても
同様に1個食べたぐらいでは
含まれているアルコール量は僅かですので、
母乳になる前に分解されるものがほとんどです。
しかし2つとも個人差がある!と
いうことを忘れてはいけません。
カフェインに敏感な赤ちゃんだと
少しでも影響を受けることがありますし、
アルコール入りにいたっては1個だとしても
絶対に安全という保障もないのです。
もし食べるなら授乳時間を
あけてからのほうが良いでしょう。
授乳中にチョコレートを食べたい!ケーキは大丈夫?対処法は?
どの食べ物も極端に食べ過ぎなければ
母乳に何らかの影響がでるとは限りませんし、
ケーキも同様にたくさん食べ過ぎなければ
さほど神経質になる必要もありません。
さて授乳中に、もし乳腺炎に
なってしまった場合の対処法についてです。
母乳外来などに行って
詰まりを改善させてもらう方法もありますが、
家庭でできる方法としては
乳房を温めて搾乳をすることです。
赤ちゃんが飲んでくれるのならば
搾乳でなく授乳をどんどん行ってみてください。
詰まっている方を積極的に飲ませてみたり、
赤ちゃんの抱き方をフットボール抱きなどにして
違う方向から飲ませるのも効果的です。
授乳や搾乳するのも激痛を伴いますが、
体温も微熱ということであれば
この方法で改善がみられることもあります。
乳腺炎になっている際の母乳は苦味が強く
ますます赤ちゃんが母乳を飲んでくれなくなり、
空腹でよく泣くようになるなど悪循環になる前に
病院で適切な処置を施してもらうことも大切です。
辛い時は迷わず受診してくださいね。