クリスマスの時期になると、
様々なクリスマス飾りの中に
小さな赤い実の飾りを
見かけることはありませんか?
クリスマスカラーのイメージにもぴったりで、
グリーンの葉に赤い実という代表的なモチーフ、
この赤い実について解説します。
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クリスマスに使う赤い実の名前は?飾りに使う意味や由来は?
クリスマスリースや飾りなどに
ついている赤い実の名前
これは「セイヨウヒイラギ」です。
赤い実とギザギザとした葉が
セットになって飾られている事が多いですね。
冬になると赤い実を実らせ、
常緑樹であるため葉は緑が濃く、
クリスマスカラーである緑と赤とがよく合います。
英名で「ホーリー(Holly)」と呼ばれ、
他にヨーロピアンホーリーや
イングリッシュホーリー等とも呼ばれています。
クリスマスにセイヨウヒイラギを飾る意味は、
キリストの受難のシンボルであるイバラの冠と
ヒイラギの葉が似ている事に由来しています。
そして赤い実は、キリストが流した血の色
キリストは人間の罪を背負い命を落としたとされ、
キリスト教圏は自分達の為に受けた受難を
忘れない様、クリスマスにはヒイラギを飾るのです。
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クリスマスのリース飾りに使う赤い実の種類は?
クリスマスリースを作ろうとする際に、
セイヨウヒイラギ以外にも
赤い実で作る事が出来ます。
例えば「ペッパーベリー」と呼ばれる
和名ではコショウボクというウルシ科の樹木で
名前から言われる通り
コショウの様なスパイシーな香りがします。
また、「サルトリイバラ」
俗称で山帰来(サンキライ)というユリ科の植物も
クリスマスリースの飾りとして飾られます。
他にも、イイギリ、イチイ、
ウメモドキ、百両や十両、アオキなど、
寒くなると赤い実を実らせる樹木でも代用できます。
クリスマスの飾りに使う赤い葉の名前は?
クリスマスに飾る赤い葉といえば
ポインセチアですね。
クリスマス飾りとしても代表的で、時期がくると
花屋さんの店先にならび、一層クリスマスらしさを感じます。
他にもピンクやクリームなどがあり、
中心にあるのが花です。
葉の並び方が星の様に例えられ、赤いポインセチアは
別名「クリスマスの星」と呼ばれています。
赤い色はキリストの血の色に例えられています。
和名はショウジョウボクといい、
能など各種芸能に出て来る架空の動物
「猩々(しょうじょう)」から例えられています。
赤い実・色にはそうした意味があり、
神聖な色であると共に、世界に配信したのは
実はコカコーラであったりします。