冬の寒いに時期に入るゆず湯。
気持ちいいですよね。
江戸時代頃から始まった
この冬至に行われるこの習慣ですが、
運気を呼び込むために厄祓いをするための
禊として行われていました。
今回はそんなゆず湯に入る時期はいつ?
など由来と一緒にご紹介します。
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ゆず湯に入るようになった理由は?効果は?
ゆず湯に入れば、
風邪を引かないと言われており、
1年間の無病息災を願って行われます。
ここまでこの習慣が一般的になっているのは、
柚子(ゆず)=融通
冬至(とうじ)=湯治
という語呂合わせがあったからかもしれませんね。
ただ、ゆず湯には血行の流れを良くする
血行促進効果が高いので、
冷え性・神経痛・腰痛などを
和らげる効果がありますので、
実際に風邪の予防に効果を発揮します。
また、柚子の果汁・果皮には、
お肌に良いビタミンCが
柑橘系の中でもトップクラスと
いわれるほど入っています。
柚子の独特の香りは、
精油(エッセンシャルオイル)から発されており、
爽やかで優しい香りがします。
この香り成分は、揮発性なので
お風呂に柚子を入れることにより、
リラックス効果をもたらします。
ゆず湯を家庭で楽しむ際には、
柚子を5~6個入れるのが一般的です。
後の掃除が大変になることがあるので、
ネットやガーゼに包んでいれるといいですね。
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ゆず湯に入る時期はいつ?
ゆず湯に入る時期は、
冬至だといわれています。
冬至とは、太陽の位置が
最も低くなる12月22日頃であり、
日照時間が最も短くなる日です。
ちなみに冬至のルーツは、
太陽の復活を祝うヨーロッパの祝祭と
キリストの生誕日が結びついたものと言われています。
温泉などでも、ゆず湯をしているところが
ありますが、平日でも混雑していることが
多いので、午前中に行くといいかもしれませんね。
赤ちゃんをゆず湯に入れてもいいの?肌が痛くなる原因は?
赤ちゃんの肌の厚みは
大人の1/2~1/3程度といわれています。
そのため、刺激に弱く、
肌が傷つきやすいものです。
柚子には、リモネンという成分が含まれており、
この成分に触れると皮膚が刺激され、
湿疹がでたり、肌にかゆみが出ることがあります。
赤ちゃんは、個人差が多いですが、
おむつかぶれ等の肌トラブルが多い場合には、
充分に注意が必要です。
刺激の強い柚子ですが、ゆず湯に入った時に
肌がチクチクと痛んだり、赤くなったりする方は、
肌が敏感な方だといえますが、
これはアレルギーによるものではありません。
症状が出た場合には、専門の皮膚科に行きましょう。