和食料理のもう1品として活躍する「酢の物」
身体にもよいお酢を使った料理ですが、
なかなか味が決らない!
・・・という方も少なくありません。
作り置きも出来るので常備菜としても
置いておけば「あと1つ欲しい」
というときにパっと出せて便利です。
今ではすでに合わせられた利便性のある
お酢もありますが、もっと手軽に作りませんか?
おいしい酢の物を作る際の”合わせ酢”の作り方、
お酢と砂糖の割合などを今回ご紹介したいと思います。
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酢の物に使う酢の種類はどれがいい?酢がないときは?
お酢はとても種類が多いのですが、
一般的に使われるお酢は穀物酢といい、
原料に小麦や酒粕、米、アルコールなどを使い醸造した
もっとも身近なもので酸度も4.2%の低めのお酢です。
米酢は米とアルコールで醸造したもので酸度は4.5%
穀物酢よりもやや酸味のあるのですが、
米の甘みやうまみなどでまろやかな味わいが特徴です。
他にも純米酢や黒酢、
果物を使った果実酢(リンゴ酢やビネガー・バルサミコ)
数多くありますが酢の物に合うお酢といえば
穀物酢か米から作られているお酢とされています。
酢の物を作ろうとしたら酢を切らしていた!
なんて時にはもしもあれば「ぽん酢」を活用することが出来、
甘みを必要としない場合はそのままで充分です。
甘みを足したい場合には、
少量ずつ砂糖を足して調整すれば
酢の物を作るときの材料と
ほぼ同じなので代用は可能です。
無い場合は諦めてください。
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合わせ酢の作り方!酢や砂糖の割合は?酢洗いも大事!
酢の物は「三杯酢」で海藻や野菜を和えた
和え物であることはご存知だと思いますが、
本来は酢・醤油・みりんで作ります。
現在はみりんではなく砂糖を使う事が多いですが、
この割合が狂って味が定まらないという結果が・・・
割合は酢3:醤油1:砂糖2
三杯酢の「杯」は古く杯(さかずき)で
分量を量っていた事から言われたそうです。
割合はこれが基本になりますが、
家庭によっては甘みを抑えたいという方もいれば
甘みが強めなど様々あります。
また、酢の物を作る際に、わかめやきゅうりに
塩を当てて下ごしらえが完了したら
酢洗いをすると味の馴染みがよくなります。
酢を少々かけて混ぜ込み、
軽く絞ればよいだけですので行ってみてください。
酢の物の酢がきつい場合の対処法は?
どうしても三杯酢では酢がきつすぎて、
食べてもらえないなんて事はありませんか?
本来の作り方では
酢がきつすぎると感じる方がいる様です。
その際は「だし汁」で和らげるのがおすすめ!
2~3人分であれば、
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・みりん(もしくは砂糖)小さじ1
・だし汁 大さじ2
だし汁も顆粒だししかない場合には、
大さじ2の水にひとつまみ程度を入れて合わせるか、
液体出汁を使うのもおすすめです。