お庭に草木があるお家では、
秋にもなると落ち葉の掃除が日課になる!
・・・なんてことも少なくないと思います。
雑草や落ち葉といった捨ててしまうものですが
堆肥して肥料にすると便利です。
ただ、どうやったら堆肥になるの?
その作り方は?といった疑問!
今回は落ち葉を肥料にする方法について紹介します。
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落ち葉で肥料や堆肥になるって本当?
お庭の草木のお手入れが趣味!
落ち葉などで堆肥を作ることは可能で、
わざわざ堆肥を買うこともなく、エコにも繋がります。
古くから行なわれていた事でもあり、
お財布にも優しいというメリットもあります。
堆肥と腐葉土とありますが、
いずれも落ち葉や雑草などを発酵させたもの。
植物由来のもので栄養分の高いものを堆肥
それよりも低いものには腐葉土と区別しています。
栄養価を高くする場合には、
生ゴミなど野菜くずなどを使用し、
発酵促進のため乾燥鶏糞や米ぬかなど
使っている方が多い様です。
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肥料に向いてる落ち葉の種類もある!?
ただ、落ち葉などを土に混ぜても肥料にはなりません。
落ち葉で肥料にするには
発酵という微生物の働きが必要!
植物の成長を促す栄養豊富な肥料には、
動物性の糞(鶏糞や牛糞など)を加え、
発酵させることが必要です。
園芸に使える腐葉土であれば、
糞などを使用する必要はありません。
落ち葉と米ぬか、黒土を順次重ねて踏み固めて、
葉がくずて茶色く変色し、
土に混ぜ込みやすい状態になっていれば完成です。
ワンランクアップさせた栄養豊富な土にするには、
やはり動物性のものを加えておく必要が出て来ます。
また、堆肥や腐葉土に向いている植物もあり、
クヌギ、ナラ、ケヤキ、ポプラ、もみじ、カエデ、
レンギョウ、ムクデ、紫陽花、ユリノキ、ムクノキ、
プラタナス、オオムラサキ、マツ、ヒノキ、スギ、
サクラ、柿の木、イチョウ
といったものは堆肥に向いていないです。
雑草については特に気にせず使える様です。
落ち葉を使った堆肥の作り方は?
落ち葉で堆肥を作る場合に準備するものがあります。
堆肥を作る時期は
ちょうど秋真っ盛りの11月~12月、
地面に穴を開けて作るか、
堆肥ポットや堆肥枠などで作ります。
発酵が進むと中が60~80度になるので、
容器は専用の物を用意した方がよいでしょう。
堆肥にする落ち葉や野菜クズ、雑草や稲などと一緒に
乾燥鶏糞か牛糞と米ぬかや油かすを入れ、
発酵剤を用意して容器の底に入れて置きます。
容器の中で4~5層程度で積み重ねていくのですが、
入れた時に水をかけながら踏み固めるのがポイント!
満タンになったら蓋をします。
蓋のない物で作る場合には、
板などで蓋をし上からビニールをかけて
重石をして1週間ほど放置しておきます。
1週間したら大分発酵も進んでいると思うので、
底からかき混ぜて発酵剤を追加。
乾いている様であれば水分を加えて再び放置します。
その後は2週間ほど同じ事を繰り返し、
堆肥なら2~3ヶ月、肥料なら半年ほどで完成します。
前年から作って置けば翌年の
温かい季節には使える様になりますね。