甘くてジューシーなぶどう。
旬を迎えると色々な種類がスーパーなどに並び、また贈答品として頂くこともある果物で、好きな方も多いのではないでしょうか?
そんなぶどうを食べようとした時に白くてふわふわしたものが!
これはカビ?食べても問題ないのか?
今回はぶどうのカビについて調べてみました。
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ぶどうの白いふわふわはカビ?原因は?
ぶどうについた白い綿のようなふわふわしたもの、それはカビです。
カビが生えてしまう原因は保存状況によるところが大きいです。
例えば、保存温度ですがぶどうの保存に適した温度は5~10度前後と比較的他の食材より低いです。
ぶどうが出回る時期などを考慮すると常温保存でカビが生えてしまう事があります。
また、ぶどうは乾燥にも弱い果実のため、ぶどうが入っていたパックのままで保存していると、中が乾燥しカビの原因となってしまうことがあります。
そして、ぶどうは傷むのが早いため長期保存にはむかない果物です。
温度や乾燥に注意して保存していても、2~3日でカビが生えてしまうこともあるため、ぶどうを入手したら早めに消費することがおすすめです。
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カビが生えたブドウは食べられるの?
ぶどうに限らずですが、カビが生えてしまうと廃棄しなくてはならないのかと心配になることでしょう。
しかし実は、ぶどうのカビはその部分を取り除き、周辺のぶどうをよく洗うことで食べることができます。
通常のぶどうであればボウルなどに溜めた水でやさしく洗うことが良いと言われています。
しかしカビがついたぶどうの場合は、茎から実を外し周辺の実を流水で良く洗うのはもちろんですが他の実もよく洗いましょう。
洗った実はキッチンペーパーなどで水分を拭き取り、実のみを口に入れ皮は口に入れないようにしましょう。
もしも複数の房を食べる場合には、カビが生えたぶどうの実と一緒に洗わないようにすることもポイントです。
また、ぶどうの表面に白い粉がついている場合がありますが、これはカビではなくブルームという天然の物質になります。
このブルームは、ぶどうの水分が蒸発していかないよう自然に分泌されるもので、熟していること新鮮であることの証拠とも言えます。
白い粉を見て、これはカビなのか?農薬なのか?と心配していた方も、これからは安心して召し上がってください。
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ぶどうの茎にカビが!食べても良い目安は?見分け方を知ろう!
カビが生えたぶどうの実を取り除き、よく洗うことで残りの実は食べられます。
しかし、食べられる状態の目安や見分け方が気になりますよね?
茎のみカビが生えている場合は、まだ実までカビが進んでいないため、洗うことでほぼ食べられます。
そして実にカビが生えてしまってる場合も、それが皮にのみであればその部分を取り除きしっかり流水で洗うことで食べることができます。
もしも食べられるのか判断が微妙な際はカビを洗い落としたうえで、
- 異臭がするか?
- 濁った汁が出ているか?
- 実の潰れや皮の破れがあるかないか?
この3つのポイントで確認しましょう。
これらの3つに当てはまる場合、その実だけでなく周辺の実にもカビが生え始め腐敗が進んでいる恐れがあるため、食べることはおすすめできません。
そのため、該当する実だけでなく周辺の実も取り除き、安全な実のみを食べるようにしましょう。