風邪をひいた後、鼻づまりが慢性的に
なってしまって起こる鼻茸(鼻ポリープ)
「鼻茸」になると、後に手術が必要になる
可能性がでてきます。
もし鼻茸になって手術が必要な場合、
費用はどれくらいかかるのか?
痛みは??など気になりますよね・・・
今回はそんな鼻茸の手術について調べてみました。
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鼻茸の手術費用は?日帰り?それとも入院?保険は??
手術といっても、鼻茸の摘出手術の
多くは日帰りでできます。
一般的に日帰りの手術では、
保険適応で1~2万円程度と言われています。
入院をすることになっても、
上記の額にプラスして入院費1日1~2万円です。
入院期間が長くなれば、
それに伴って費用もかかるようになります。
入院費が高額になれば、治療したいと思っても
なかなか踏み出せないものです。
同じ病院や診療所で1ヶ月間に支払った
医療費が一定金額を超えると、
超えた金額については払い戻しが適応されます。
所得によっても変わってくるため、
「高額療養費」については調べておくといいでしょう。
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鼻茸の日帰り手術の内容はどんなことをするの?
鼻茸の治療法としては、
・抗生物質を服用するもの
・アレルギー性の高い場合は
ステロイド剤の噴霧
など様々ですが、できてしまった鼻茸は
日帰りで摘出するのが主流です。
手術は、鼻茸のみの手術と、
慢性的副鼻腔炎の手術と2通りあります。
鼻茸のみを発症している場合は、
1つ2つと単発で存在している鼻茸を
ワイヤーやレーザーなどで切除します。
レーザーや通電ワイヤーを使用して
焼き切るため、出血が少なく、
術後の痛みが少ないのが特徴です。
手術時の麻酔は、注射ではなく、
麻酔ガーゼを鼻内に入れるだけです。
切除自体は時間もかからず、
早ければ小一時間で病院も出られることも。
慢性的副鼻腔炎との合併症である場合は、
内視鏡を用いた手術となります。
従来のやり方ですと、
上唇の内側から手術する必要があり、
2週間程度の入院も必要とされていました。
しかし、鼻から内視鏡を入れる手術は、
切除する範囲が必要最低限になり、
体への負担が少なく、日帰りで
手術を行うことも可能となりました。
手術時の麻酔は、麻酔ガーゼに加えて、
麻酔が効いた鼻に注射を打つ場合が多いようです。
ガーゼで麻酔が効いているため、
注射の痛みもありません。
手術自体は、30分~3時間程度まで、
症状によって様々です。
術前後の状態によって、
数日程度の入院が必要になる場合もあります。
鼻茸の手術の痛みとリスク
局部麻酔のため、
鼻から器具を入れる感覚や、
鼻茸を焼き切る際の匂いなどを感じますが、
痛みはないと言ってもいいです。
かなり進行してしまっている場合や、
手術の恐怖に耐えられない場合は、
全身麻酔を使用することもあるようです。
手術後、麻酔が切れた時の
痛みの大きさは人によって違いますが、
痛み止めを服用すれば、
日常生活に支障はありません。
ただ、止血用のガーゼを
鼻に詰めているため息苦しいです。
リスクとしては、再発の可能性があるということ。
数か月で再発する場合もあるので、
経過観察が必要です。
蓄膿症やアレルギー性鼻炎の並行した
治療を行うことが、再発の防止となります。
また、妊娠希望や妊娠中の場合は、
鼻茸の状態や進行度によって
医師と相談することをおすすめします。