多くの人が悩んでいる蓄膿症。
その数は、毎年1,000万人~1,500万人の
人がかかっていると言われています。
ただ、蓄膿症だと気づいていない人が多く、
その対処を誤ってしまうと慢性化してしまいます。
病院や薬でもなかなか
治りにくい蓄膿症の治し方についての
お話をしていきます。
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蓄膿症の鼻や頭痛の治し方は?
蓄膿症になった際には、鼻水が出たり
頭痛がしてしまう事が多いですよね。
蓄膿症になってしまう原因は、
細菌や膿などが悪さをしてしまうことにあります。
鼻に症状が出る場合には、
鼻の脇にある上顎洞といわれる副鼻腔に
膿などが溜まり痛みを伴うことが多いです。
風邪をひいた時に、
この部分を触ると痛みを伴う場合は、
蓄膿症の前兆である可能性が高いです。
また、鼻の病気なのに、頭痛がするのは
不思議に思われる方も多いですが、
これは、副鼻腔に溜まった
膿や鼻ポリープが原因です。
鼻の奥で神経を圧迫してしまうので、
頭痛となって症状がでます。
頭痛がひどい場合には、
顔を横にして寝るとよくなるケースがあります。
鼻の奥の膿が下に流れ出ることによって、
痛みが緩和します。
また、温かいお風呂に長めに浸るのも効果的です。
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蓄膿症を治すのに効果的なツボは?
ツボを刺激することで、蓄膿症の痛みを
和らげる方法があるのをご存知でしょうか?
薬に頼りたくない方や、病院に行くまでの
時間にもできる改善法ですので、ぜひ試してみては??
効果的なツボとして、
・上星
・印堂
・迎香
この3つが代表的です。
上星は、鼻筋の真上にあり、
髪の生え際から2cmほどのあたりにあるツボです。
このツボは、鼻水・鼻づまりに効果があります。
指圧の際は押すのではなく、
下に押し下げるように指圧してくださいね。
印堂は、眉間の中央にあるツボで、
鼻水・鼻づまり以外にも
眼の充血や頭痛に効果があります。
指圧のタイミングは、
押す時と離す時で1:1を心がけましょう。
迎香は、鼻の穴の左右にある
ちょっとヘコんだ箇所にあるツボです。
鼻水・鼻づまり以外に臭覚異常にも効果があります。
指圧の際は、指の腹で
円を描くように行うと効果が出やすいです。
妊娠中の蓄膿症の治し方は?
妊娠中は、赤ちゃんに栄養を
与え続けているため、免疫力が不安定になります。
体調を崩しやすくなる時期なので、
風邪などの症状から
蓄膿症になるケースがよく見受けられます。
妊娠中は、投薬治療に制限がありますので、
それ以外の治療法も知っておきましょう。
妊娠中の治療には
通常の蓄膿症の治療で行う薬の入った
蒸気を鼻から吸い込むネブライザー治療。
その他に、市販で売っている鼻洗浄機を
購入して、鼻を清潔に保つ方法があります。
また、専門家へ相談することがお勧めですが、
漢方薬を飲むのも効果的です。
蓄膿症は、生活改善によって緩和されますので、
・水分を取りすぎないこと
・和食中心のバランスをとれた食生活
・適度な運動
などが効果的です。