大きめで茹でて食べると美味しい「そら豆」
お酒のおつまみや調理方法によっては
料理でも活躍する豆の1つです。
なんだか見た目にもとっても栄養がありそうですが、
そら豆の栄養とはどんなものでしょうか?
今日は、そら豆の栄養についてご紹介します。
Sponsored Links
そら豆の栄養成分!気になるカロリーは?
大粒の豆であるそら豆の栄養を詳しく見ていきましょう。
まず、そら豆のカロリーは100gで348kcal
カロリーこそ高いですが、こればかりを食べる!
といった事は少ないと思うので、
少量であればそれほど高い方ではないと思います。
主な栄養としては豆類の特徴である
豊かな植物性たんぱく質や炭水化物、ビタミンB1や
B2、C、カリウムや鉄といったミネラルを含みます。
また、妊婦さんに嬉しい葉酸も含んでいます。
・たんぱく質 10.5g
・炭水化物 16.9g
・ビタミンB1 0.22mg
・ビタミンB2 0.18mg
・ナイアシン 1.2mg
・葉酸 120μg
・カリウム 390mg
・カルシウム 22mg
・マグネシウム 38mg
・リン 230mg
Sponsored Links
そら豆に含まれる効能や効果は?皮にも栄養がある!?
人類最古の作物であるそら豆、
その効果や効能にはどんなものがあるのでしょうか?
カリウムには体内の余計なナトリウムを排出し、
血圧を下げたりむくみを予防する働きがあり、
マグネシウムなどミネラルによって
貧血予防、血圧の調整、骨の形成やイライラ防止など。
ビタミンB群の働きで粘膜を丈夫にし
エネルギー代謝を促すナイアシンには
血行促進などといった働きを担います。
また食物繊維も含んでいるので
便秘解消などといった働きを持つ栄養素を持っています。
そして、そら豆を食べる時にむいてしまう
豆を包むうす皮にも栄養を持ち、
主に食物繊維ですが
水溶性食物繊維を含んでいるので
腸内で固くなってしまった
便を柔らかくし、排出する働きを持っています。
そら豆の旬な時期はいつ?茹で方は?
そら豆は産地によっても異なりますが、
主に5月頃から収穫が始まり、
早い物は生産量1位を誇る鹿児島県産で
年末辺りから出荷が始まる様です。
実際の旬は4月~6月です。
そら豆の茹で方はそれほど難しくはなく、
旬の時期にはさやごと売られていると思いますので、
たっぷりと沸かした湯に塩を少々入れて、
キレイに洗ったさやつきのそら豆を入れます。
2分ほど茹でたら火を落とし、
そのまま蓋をして余熱で5分加熱をします。
するとさやの水分のおかげもあり、茹でてシワシワになりやすい
そら豆もシワなく程よい水分を保ちふっくらとゆで上がります。
また、さやに入っていない場合も
ゆで上がったら直ぐにザルには上げず、
余熱で火を通しながら冷ますと
比較的シワシワにならずにゆで上がります。
皮も案外と柔らかいので仕上げに塩を振って
一緒に食べれば食物繊維もより摂る事ができます。