玉ねぎの皮には栄養や効能といった
様々な健康効果があるといいます。
料理でも広く使う事ができる万能食材ですが、
どこまで皮をむいたらいいのか困る!
・・・という方も。
今回は玉ねぎの皮に注目し、ご紹介したいと思います。
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玉ねぎの皮のむき方!どこまでむくの?黒カビがついてるときは?
玉ねぎを料理で使う時、
どこまで皮をむくのが正しいのか?
気になる方がいらっしゃると聞きます。
手で軽くむける程度まで剥くと
先端部分が茶色や薄緑色になっており、
恐らくそこで「どこまで剥いたらいいのか」
・・・と悩まれるのでしょう。
本来は表の薄い茶色い皮をある程度むいて、
玉ねぎの頭の部分と根が付いていた方は
切り落としてしまいます。
大抵の玉ねぎは薄い皮をむいた、その直ぐ下の層が
半分茶色く半分は薄緑色の筋が見えた状態です。
それが案外と層が厚くて剥いてしまったら
小さくなってしまいそうなものもあります。
そうした時は茶色くなった部分とその間あたりから
包丁を薄くぐるりと一周刃を入れて
茶色い部分のところだけ外してしまえばよいでしょう。
また皮に黒カビが生える事がありますが、
多くは外側の1~2層くらいまでですので
カビのついている層だけむいてしまえば
加熱をすれば食べられます。
玉ねぎの皮にも栄養がある?血圧によい効果が!?
いつも捨ててしまう玉ねぎの皮、
実に栄養成分と優れた成分を含んでいます。
その優れた成分とは「ケルセチン」といい、
抗酸化作用による活性酸素を取り除く効果があり
若返りや動脈硬化予防、花粉症の症状緩和や
ダイエット効果といった働きがあります。
他にも血圧を下げる働きや血液をサラサラにする
効果があり、高血圧の方に有効であるといいます。
しかし、血圧を下げる働きがある上で、
高血圧の治療・薬を服用している場合には
血圧が下がり過ぎてしまう!
・・・といった事があるので注意が必要です。
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また、1度に700mg以上のケルセチンを摂取すると
腎臓障害を引き起こすといった報告もあります。
玉ねぎ1kgでおよそ80~150mgという事なので
それ相当の量を摂取しなければ、
そこまでの作用を引き起こすこともないと思うので
それほど心配する必要は無さそうです。
他にもβカロテンやビタミンB1、B2、C、カルシウムや
カリウム、鉄やリンといったミネラルも含み、
漢方薬の原料にもなっているほどです。
玉ねぎの皮を食べるならふりかけやだしに!
玉ねぎの皮を使った健康茶を自宅で作る際には
無農薬の玉ねぎを使用します。
健康茶の他にも
なんと!ふりかけにして食べる強者まで!
玉ねぎの皮を洗って天日で3日乾燥させるか
オーブンでパリパリに乾燥させて
フードプロセッサにかけ
胡麻とかつお節を入れて作るそうです。
他に皮を煮出して
だし変わりに使うといった方法も!
万遍なくケルセチンを摂る方法として
色々と活用ができる様ですよ!