小さい子供がいる家庭では特に、
灯油を使わないタイプのヒーターを
選ぶ人も多いのではないのでしょうか?
電気タイプのヒーターは、
燃焼を伴わないため空気が
汚れる心配がないのが特徴です。
代表的なものは、
カーボンヒーターやハロゲンヒーター。
しかし、電気タイプのものはあまり馴染みがなく、
価格や電気代、メリットやデメリットなど
分からないことが多いもの・・・
本格的な冬の到来の前に、
カーボンヒーターとハロゲンヒーターの違いを
知っておきましょう。
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カーボンヒーターとハロゲンヒーターの違いは?
カーボンヒーターもハロゲンヒーターも
赤外線を放射させるタイプの電気ストーブです。
速熱性に優れ、台所や脱衣所など
スポット的に使用することに適しています。
その違いはというと、発熱元にあります。
カーボンという名の通り、
カーボンヒーターは炭素繊維を発熱体とし、
ハロゲンヒーターは
ハロゲンランプを発熱体としています。
もともとハロゲンヒーターのほうが
先に発売されていましたが、
より効率的に温めることができる
カーボンヒーターが発売され、
注目はカーボンヒーターに集まるようになりました。
どちらも体を温めてくれますが、
大きな違いは、その電気代にも表れます。
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カーボンヒーターとハロゲンヒーターの比較、価格や電気代は?
灯油を使ったストーブと違い、灯油代は
かかりませんが、その代り電気代がかかります。
対象の電力会社や電力プランによって違いますが、
東京電力を利用していると
仮定して計算してみると・・・
ハロゲンヒーターは1000Wという
大きな消費電力で1時間25.2円ですが、
カーボンヒーターは
500~600Wと少なくなっています。
温度調節やヒーターとしての力の強弱で
調整できるヒーターもあり、
600Wの強設定では、1時間15.1円、
弱設定では7.5円。
つまり、同じ性能のヒーター同士を比べると
カーボンヒーターは電気代約半分ということになります。
カーボンヒーターもハロゲンヒーターも、
価格帯は5千円~1万円までが主流です。
それ以上も以下も当然ありますが、
自分の欲しい機能を決めると選びやすいでしょう。
カーボンヒーターとハロゲンヒーターのメリットとデメリットは?
電気ヒーターのメリットは、
コンパクトで軽量化が進んでいるため、
いろいろなところに持ち運んで使うことができ、
屋内はもちろん屋外でも
使用されることも多くなっています。
スポット的に温めることができるため、
部屋全体を温める必要はないけれど、
ここの部分だけほしい!
という場合に役に立ちます。
カーボンヒーターにおいては、体や布に
吸収されやすい遠赤外線を多く放射することから、
より効率的に温めることができ、
電気代も抑えることができます。
電気ヒーターのデメリットは、消費電力が大きいため、
長時間の使用には向かない点と、
発光するため少々まぶしい点です。
メリットやデメリットを念頭に置き、
厳冬を乗り越えるパートナーを
探してみてはいかがでしょうか?