ポピュラーな革製品「牛革」
お手入れ方法はご存知ですか?
お手入れをすることで独特の光沢、
しなやかさを保つ事ができます。
牛革を使ったものは数多くありますが、
身近なもののお手入れ方法をご紹介します。
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牛革の種類とその特徴は?
牛革とひとえにいっても
色々と種類があります。
仔牛の革、最高級
・キップスキン
中牛革、カーフより多少厚め
・カウハイド
雌牛の革、キメが細かい
・ステアハイド
去勢した雄牛の革・一般的
・プルハイド
雄牛の革、厚くて強い
・ハラコ
牛の胎児の革、ほぼ出回らない希少価値が高い
・水牛
高級牛革
といった7種類が一般的です。
カーフスキンは生後半年以内の仔牛の革で、
その殆どは乳牛種の雄の革を使用し、
柔らかくきめ細かいです。
また、生後3ヶ月の仔牛の革をタンニンなめしで
加工したものをベビーカーフといい、
さらに薄くなめらかで美しい光沢があります。
ハラコは希少であるため、ポニーなどを代用している
皮革もあるので購入時には注意しましょう!
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牛革の手入れに使うクリームの使い方や注意点は?
牛革や皮革製品をお手入れする際に
使うクリームは、革によって違いがあります。
牛革や革製品には油分が必要で、
手で触れているだけでも皮脂などで
油分を与えている事にもなりますが、
定期的にお手入れすることで、
長くキレイに保つ事ができます。
一般的には革用のクリームを使いますが、
クリームの色に注目してみましょう。
クリームには黒や茶といったものもあるので、
靴や財布などで色のあるものであれば最適ですが、
ヌメ革などにそうしたものを塗り込めば色が移ります。
基本的には透明や白のクリームを使用します。
ハンドクリームも無添加・無香料のものであれば
一時的に代用できます。
一カ所にかたまらない様に薄く均一に塗る事がポイントで、
手のひらに少しハンドクリームを取り出して、
温め伸ばしながら薄く塗り広げ、
塗った後は柔らかい布で優しく磨きます。
できれば靴用などでいいので
きちんとしたクリームを使う様にしましょう。
牛革の財布やバッグ、ジャケットやブーツの汚れは?
牛革の製品のお手入れの基本は
「汚れを落とす」ということを履いた都度行うことです。
日々使うアイテムであれば毎日、使ったら
その日のうちに汚れを落とす事が必要です。
お財布やバッグ、牛革のジャケットなども
使ったらブラシや柔らかい布で
ほこりなどを払う事は最低限行います。
靴やブーツは特にホコリや土よごれ
そうしたもので汚れると思いますので、
毎日のお手入れとしてはブラシをかけることです。
クリームやワックスなどは、
光沢が無くなったりした時に行えばよいでしょう。
ブラシで汚れが落ちない時は
クリームを使って拭き掃除し、
ベンジーやシンナーなどの使用はNGです。
お財布などは汚れが目立って来たら、
消しゴムを軽くかけてみると落ちる事があります。