アカシアには色々種類がありますが、
その中でモリシマアカシアという
植物をご存知でしょうか?
ふわふわとした見た目がミモザの様な花姿で、
葉の緑との調和が美しい花です。
今回はモリシマアカシアの花言葉や
育て方についてご紹介したいと思います!
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モリシマアカシアとはどんな花?花言葉は?
モリシマアカシアとは通称で、
学名は「Acacia mearnsii」と言います。
英名はブラックワトルでマメ科ネムノキ亜科の
常緑高木の1種に分類されています。
薄黄色いふわふわとした1cm程度の球状の花が
集合して咲きとてもよい香りがします。
樹高があり上層部分に花を咲かせたり、
枝や葉が繁る(林冠)状況から他の植物の日光の妨げになり、
南アフリカなどでは在来種の影響を及ぼしている様です。
日本には野生化しているものはなく、
観賞用であるので問題視されていませんが、
外来生物法によって要注意指定されているそうです。
その大きさは育つと高さ8~25m程度、幅は6~10mにもなり、
シンボルツリーとして育てている方もいらっしゃるとか。
繁殖力も高いので
お庭の広さを考える必要が出て来ると思います。
花言葉は様々さがしてみましたが、
これといったものが見つかりませんでした。
名前にアカシアと付くマメ科の植物には、
他にニセアカシアやアカシアなど、
ハリエンジュ属やアカシア属、ネムノキ属などで分かれます。
ミモザも同じマメ科であり属違いなので、
親戚の様な位置づけとなります。
アカシアと付く花木にある花言葉に
共通しているのは友情や優雅。
おそらくモリシマアカシアも
同様と考えてもよいのでは?・・・と思います。
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モリシマアカシアの苗を植える時期はいつ?
モリシマアカシアの苗は通販であったり、
ホームセンタなどで見かける事があると思います。
ただ、通年出回っている訳ではありません。
苗を植える時期が11月頃や3~4月頃であるので、
その時期に手に入る可能性があります。
1年でおよそ50cm以上成長するので、
かなり広いスペースを確保すること。
また、植え替えは苦手な事から
地植えで育てる事が一般的です。
鉢植えで育てる場合は一回り大きな鉢を用意し、
育てて行くこともできます。
種も稀に手に入る事があります。
種は非常に固いので植える前に
湯を注いで一日置き、植え付ける準備が必要です。
1~3週間程度、気温15度以上で種植えはでき、
苗が10cm以上育ったら移植することが出来ます。
モリシマアカシアの剪定方法は?
モリシマアカシアを育てる場合は
陽当たりのよい場所を選びます。
1度根付いてしまえば環境を選ぶ事がないです。
土は水はけのよい土を好み、
肥料は植え付けの時に少量有機肥料を与えます。
根の部分に玉状に寄生する根粒菌が共存している場合は、
特に肥料を与えなくても大丈夫です。
剪定は花が終わった後の7月頃までに行います。
成長が著しく風で倒れやすいので
全体のバランスを整える様にしてあげるとよいでしょう。