嫌いな人は少ないイメージのさくらんぼですが、
店頭に並ぶのは短期間です。
食べる機会があまりないさくらんぼですが
栄養や旬な時期はいつなのでしょうか?
また、さくらんぼは妊婦に
どういった影響があるのかもみていきましょう。
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さくらんぼの栄養や効能にはどんな効果が?
さくらんぼに含まれている成分は、
ブドウ糖が主成分で、その他に
カリウム・鉄・リン、
カロチン、ビタミンB1・B2・C
などを少しずつ含んでいます。
さくらんぼには鉄分も多く含まれており
これはトップクラスの含有量を誇っています。
鉄分が豊富ということは貧血の方には
必要不可欠な食べ物になります。
またミネラル成分も含んでいるので、
毎日、日に何回もコーヒーなどを飲む方は
ミネラル不足になりがちですので
積極的に摂取してほしいものです。
鉄分と同様にカロテンも豊富に含まれており
疲れ目や肌荒れ予防、病気の回復に効果があります。
カリウムは体内のナトリウムを
体外に排出する働きがありますので
高血圧予防に繋がる他、
むくみや慢性臓炎等にも効果があります。
さくらんぼの酸味は、
リンゴ酸やクエン酸などが含まれています。
これらは疲労回復や食欲促進、血行促進に良いのです。
ちなみに国産のさくらんぼはビタミン類、
アメリカンチェリーはカロリーやミネラルが多いそうです。
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さくらんぼの旬な時期はいつ?
最も多く出荷されているのは
佐藤錦という品種で、
これは5月後半~6月が
旬となっています。
比較的遅く出荷されるものは
紅秀峰や南陽、ナポレオンという品種で
7月初旬が旬となっています。
さくらんぼは美味しい時期にしか出荷しないので
旬を逃さず手に入れたいですね。
さくらんぼの栄養は妊婦にはどんな影響があるの?
胎児に影響を及ぼす食べ物もあり、
妊娠中はなにかと気をつけますが
さくらんぼはどうなのでしょうか?
妊娠初期には
必ず摂取してほしいのが葉酸です。
葉酸は赤ちゃんの神経や脳を作るのに
欠かせない存在なのですが、
妊娠3ヶ月目までにはその形成が
終わるので早く摂取しなければいけません。
さくらんぼは葉酸が豊富に含まれていますので
積極的に摂取しましょう。
ただし、葉酸は1日の摂取量が決まっており
妊婦の場合は480μgですので
超過しないように注意してください。
ミネラルやビタミン類が
バランスよく含有されていますので、
妊娠中に不足しないようにこれらの成分も
さくらんぼからしっかりと摂取をしましょう。
妊娠中の生活の中で気をつけたいのが冷えです。
冷えは早産や流産など思わぬ事態を
引き起こしてしまいますので要注意です。
普段から体を温めておくことが大事ですが、
内側からも温めていきましょう。
妊娠中の果物の摂取は控えめにしたほうがいい!
と言いますが、
さくらんぼは体を温める作用もあり
内側から温めることができます。
ただ時期が決まっているので旬なものを
食べれない場合もあるかもしれませんが、
時期が重なれば是非摂取してくださいね。