未然に病気の発症を防ぐ為に、
健康診断を受けますが、
その際に食事制限がつきもの。
どう影響するの?
食べちゃった!どうしよう!!!
限られた時間までに食べて良い物は?
といった健康診断に関わる食事について
詳しくまとめました!
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健康診断前の食事制限は?前日は何時間前でOK?
健康診断前の食事制限については、様々言われていて
どれが本当なのかわからない場合が多いと思います。
「前日夜の21時までに食事を摂る事」
とはいっても、検査は午後なんて事もありますね。
実際には検査項目によって
”何時間前”という制限が設けられていて、
・空腹時血糖検査
・胃部X線検査(バリウム)
・腹部超音波検査
・胃カメラ、大腸カメラ
などが含まれている場合には、
空腹で行わなければなりません。
一般的に言われているのは、
検査時間前の”8 ~10時間”です。
胃や大腸に影が写ったり、
血液検査では空腹時に採血したもので
検査を行わないと血糖値が高く出るためです。
この時間の開きは、
食べ物が消化し落ち着くであろう時間で、
胃が弱い方などは消化までの時間もかかるので、
時間を大きく開けておいた方が良いでしょう。
また、水分は検査時間の
1~2時間までとし、水かお茶のみ。
検査時間ギリギリで喉が渇いた場合は、
うがいで促しましょう。
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健康診断前日の食事で中性脂肪にも影響が出る!?
中性脂肪(TG値)は
前日の食事でも大きく響きます。
もちろんメタボリックシンドロームなどの
原因ともなるので
日々の食生活の見直しをしたり
常に気をつけておきたい部分です。
過去の健康診断で中性脂肪の値が平均値であり、
特段と他の数値に異常がないのに、
中性脂肪値だけがグンっと高い場合には、
検査前数時間前に食べた物の影響があります。
長い時間体内に残るアルコールや
肉類などは前日に摂らない方が無難です。
中性脂肪は食後2~3時間がピークですが、
空腹が14時間以上になると体内の脂肪が
血中に溶け出しピーク値まで上がるといいます。
空腹の時間を開け過ぎず、それでいて
糖質の低いものなど摂るなど気をつけておくといいですね。
ほんの少し食べても・・・と
3時間くらい前に口にした物でも
爆発的に数値が上がる事も考えられます。
健康診断前に食事を食べてしまったときは??
検査項目によっては、
検診結果に影響が出る可能性があるので、
当初、予定していた検査日に受けられない!
という可能性があります。
カメラやレントゲン関連は、胃や大腸に食物が
入った状態では検査は受けさせてもらえません。
血液検査についても食べたものによっては、
・中性脂肪
・血糖値
・インスリン数値
・Cペプチド
・尿素窒素
・アンモニア
などといった部分に影響が出たり、
白血球数やカリウムなども変動します。
ただ、LDL(悪玉コレステロール)や、
糖尿病指標になるHbA1cは、
継続的な食生活が影響しているので、
検査前に脂質の多いものを食べたからといって
急に上がる事はありません。
万が一、検査前に食べてしまった場合には、
食べてしまった事をきちんと申告しましょう。