ペットとして猫を飼われている方、
愛猫の歯・爪・ひげなどの
「生え変わり」をご存知でしょうか?
わが家にも猫はおりますが、
意外と知らない事ばかり!
掃除をしていて長いひげや、
爪が落ちていて気がつく事があります。
猫の身体におきる
「生え変わり」について解説したいと思います。
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猫の歯も生え変わるもの?口臭の原因は?
猫の歯にも乳歯・永久歯があります。
生後2週間くらいから小さな歯が見え始め、
生後1ヶ月くらいで生え揃います。
乳歯は生後3ヶ月~6ヶ月くらいで
永久歯に生え変わりますので
人間よりもずっとずっと早いです。
食べ物をすりつぶすための歯は抜けると
大半は飲み込んでしまうようですが、
稀に見つかるときがあります。
成猫になって口臭が強く、歯が急に抜けた!
という場合には、「歯周病」の可能性があります。
顔の左右を見比べて唇周辺にある汚れ方が
異なる場合には口の中に異常があることが多いです。
また、ヨダレで
焼けて黒くなっている場合なども注意が必要です。
日頃ウェットタイプのフードが多かったり、
柔らかいものが多い場合は歯石が付きやすいので
ドライフードを与えるなどの対策が必要となってきます。
猫のヒゲや毛の生え変わり時期はいつ??
猫には「換毛期(かんもうき)」という
毛の生え変わり時期があります。
時期としては春先温かくなる3月頃や、
寒くなる秋11月頃に始まります。
全ての毛が抜け落ちる事はなく、徐々に古い毛だけが
抜け落ち新しい体毛を纏う様に出来ています。
猫の体毛の成長周期は
成長期が約60~90日で40~60日の休止期があります。
日頃も撫でたりして毛が抜けたり、
ヒゲが抜ける事がありますが
いわゆる人間でいうところの「抜け毛」と同じです。
ごっそりと抜けるのは春と秋です。
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猫の爪の生え変わり周期はどれくらい??
猫の爪も猫飼いさんならお馴染みで、
主に爪研ぎの場に落ちてる事が多いようです。
ロケット鉛筆やピンセット型、半月型の
爪の断片が落ちていたりするのを見た事があると思います。
猫の爪はいわゆる脱皮の様な形で
爪が生え変わって行きます。
一般的に猫の爪の生え変わりは、
10日~2週間程度です。
その時期に爪の先を切ってあげないと、
尖っているので何かに爪をひっかけ、
おもわぬケガをすることがあります。
猫の爪研ぎは古い爪を剥がす為に行ったり、
ストレス発散やマーキングで行います。
正常な爪を作るには必要な行為ですが、
家具や壁などにキズを付けられるのも困りもの。
できるだけ多めに色んな所に爪研ぎを置いてあげるのも
家具などを守る方法だとも言えます。