菊と言えば、日本の象徴。
サクラと並んで日本の国花や皇室の紋章。
など高貴なイメージがありませんか?
そんな菊も春に咲くものや
秋に咲くものなど、いろいろな種類があります。
今回は菊の種類についてまとめてみました。
Sponsored Links
菊の種類ってどれくらいあるの?
菊は奈良時代に中国から
日本に渡ってきた植物です。
比較的強い植物で、寒さにも強い宿根草。
キク科植物は世界に20000種、
日本の自生種でも400種ほどあるそうです。
日本では伝統的な趣味栽培として
人気があります。
また食用としても使われ、
刺身に添えたりします。
花の種類は大輪、中輪、小輪など
大きさに分けて3種類!
また花びらの多いもの、少ないものもあり、
形もこんもりと丸いもの、スプレー状のものなど
あり多種多様です。
ちなみにレタスやよもぎもキク科植物なんです。
一般的な花期時期は秋。
9月中旬~12月頃が見ごろです。
花の色も豊富で
白、ピンク、赤、黄、桃、橙など。
地植えや花壇、コンテナ、鉢などで育てられます。
Sponsored Links
菊の花の形の種類
大菊は、花の直径が18cm以上のもの。
花型によって厚物、管物、広物に分けられます。
中菊は、弔事用に用いられことが多く、
小菊は、別名「山菊」とも呼ばれる小輪の菊。
花型も
・丁字
・平弁
・サジ弁
など変わったものが多く、
色も豊富で、とても丈夫です。
和菊は日本で改良され、
展覧会や観賞用に使われることが多く、
洋菊はヨーロッパで品種改良されたもの。
現代的なアレンジメントにも使われています。
季節で分ける菊の種類と名前は?
菊は5月~翌年の1月ぐらいまでの期間、
色々な時期に咲く種類があります。
基本的には10月末~11月に咲く「秋菊」
5月~10月中旬に咲く「夏菊」
秋菊より遅い季節に咲く種類を
「寒菊」といって区別します。
夏菊の代表的な花として
・カモミール
・マリーゴールド
・ひまわり
などがあります。
秋菊は
・コスモス
・アザミ
・ダリア
などがあります。
河原に茂っている背高アワダチソウと
いう草もキク科植物です。
菊の種類で花言葉は違うの?
菊の花言葉は
・高貴
・高尚
菊の花の気高い美しさが由来です。
それぞれの色や種類によっても
花言葉があります。
色別の花言葉
白 ⇒「誠実」
赤 ⇒「あなたを愛します」
濃黄⇒「私を信じて」
黄色⇒「おぼろげな思い出」
種類別の花言葉
小菊は「真実、元気」
雛菊は「平和、希望、無邪気」
麦藁菊「いつも愉快」
スプレー菊「私はあなたを愛する」
花言葉にはそれぞれ由来する物語があり
言葉がついているようです。
調べてみると面白いかもしれませんよ。