身体に少しでもよいものを・・・
日常でもそうですが妊婦さんともなると
お腹の赤ちゃんの事も考えるので
なおのこと考えますよね!
その中で今回取り上げる食材「人参」
つわりで食事が出来なくて、
生人参をかじっている友達がおりましたが、
妊婦さんは人参を食べ過ぎても大丈夫なのか?
・・・など気になった事を調べてみました。
Sponsored Links
妊婦さんは人参の食べ過ぎは良くない!?
妊婦さんは「人参を食べ過ぎてはいけない」
・・・という事を聞きました。
理由は障害を持ったお子さんが生まれるとのこと!
その説は人参に含まれている成分、
ベータカロテンによるもので、
体内でビタミンAに変換されることがきっかけの様子。
妊婦のビタミンAの摂取は、妊娠12週までに
過剰摂取する方とそうではない方と比較すると
胎児奇形発生のリスクが高まる!
という報告があった事が所以の様です。
人参に含まれているベータカロテン量は
100gで8600μg(8.6g)
食べ過ぎると手などが黄色くなる
柑皮症にならない分量として1日300mg
ベータカロテンのサプリメントの
摂取限度では1日20mgなどとされています。
一般的な中サイズの人参1本は
約90g前後の様なので100g量としてみても
1日3本程度ならば特に支障はないのではと考えられます。
さらにビタミンAに変換される時は
身体に不足している時だけ行われます。
それ以外はベータカロテンとしての働きになるので
1日に何kgも食べるといったことがなければ
特別気にする必要は無さそうです。
Sponsored Links
妊娠初期のつわりには人参湯がおすすめ!
つわりは妊娠5~6週から始まって、
12~16週までには終わる事が多い様ですが、
個人差もありますが強く出る方は
見ていてちょっと気の毒になってしまいます。
つわりの吐き気やみぞおちあたりに痛みがある方、
痩せ形で冷え性のある方に使われる漢方薬で
つわりの酷い妊婦さんに
古くから使われて来た人参湯というものがあります。
症状によっても個人差があるので、
全ての方におすすめできるといったわけではありませんが、
医師に相談して使用するという方向も
辛いつわりを軽減させるよい方法だと思います。
妊娠中の高麗人参は危険!?注意!
高麗人参は中国や日本でも
古くから病気に効く薬として重宝され、
女性の冷え性予防や緩和にもよいとされています。
しかし、妊婦さんの使用は危険です!
高麗人参は人参とはいえ私たちが普段食べている
人参とは種類も待ったく異なる植物です。
古来には妊婦さんの滋養強壮として使用されていた様ですが、
妊娠中の女性が服用した事で男性化傾向が見られる
女児の新生児の死亡例が上げられています。
また、乳幼児や子供に与えるのも禁忌とし、
中毒症状を引き起こす事例もあります。
薬効が高い人参ではありますが、
普段食べているものとは別格です。
身体にいいとされていても、その使用上を守らないと
いらぬリスクを背負う事になるので注意してください。