れんこんは、そのままでは
体を冷やす食材であるにもかかわらず、
20分程度温めると、体を温める食材に
変化するという、非常に珍しい食材です。
その色合いから地味な食材のように
思われがちですが、栄養豊富で
ダイエットや美容にいい成分を含んでいます。
女性にとっては心強い味方なのです。
今日はれんこんのカロリーや旬について
お伝えしていきます。
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れんこんはダイエットにおすすめの食材!?
れんこんはあまり知られてはいませんが、
非常に栄養豊富な食材です。
野菜では珍しく
鉄分の吸収を助けるビタミンB16や、
造血作用のあるビタミンB6を含んでいます。
また、食物繊維が不溶性なので
便通を良くする作用があります。
これは慢性的に鉄分不足や便秘に
悩まされている人にはありがたい成分です。
れんこんのねばり成分は、
胃の粘膜を保護し、消化を助けます。
薬膳や漢方にもれんこんは使われているように、
その働きは体に嬉しいものばかり。
これら消化促進と便通改善により、
結果的にダイエットに役立ってくれるのです。
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れんこんのカロリーは実は高い?
れんこんの食べられる部分の
約80%は水分、
約15%が炭水化物、
約2%がタンパク質、
残りは灰分と繊維質です。
カリウムやビタミンCを含んでおり、
脂質がほとんど含まれていないのが特徴です。
主な栄養分はデンプン(糖質)なので、
体内でエネルギーとなって体を温めます。
茹でても生でも、食べられる部分
100グラムあたり66キロカロリーです。
普段食べる分で考えると、
れんこんをスライスにして
12切れ分(約1節分)であれば、
50グラムで33カロリーとなります。
カロリーだけで考えると、
すごく低カロリーとは言えませんが、
現代人に不足しがちなミネラルも
豊富に含んでいるので、
体の中から綺麗になりたい人には
もってこいの食材です。
れんこんの旬な時期はいつ?天ぷらにしたときのカロリーは?
れんこんは穴からの見通しがいい!
ということで、縁起物として用いられます。
れんこんの旬は秋~冬にかけてです。
通年出荷されていますが、
秋口に収穫されるれんこんは
「秋れんこん」と言われ、
柔らかくあっさりした味わいです。
冬になるにつれて、
ねばりと甘さが出てくるのが特徴です。
れんこんは煮物が定番ですが、
シャキシャキとした歯ごたえを残したまま
天ぷらにするのも美味しい食べ方の1つです。
よくある輪切りレンコンの天ぷら1つは、
普通の大きさで30キロカロリー前後、
少し大きめや分厚いものですと40キロカロリー前後。
体のために、旬のれんこんを
美味しく味わってみるのはいかがでしょうか?