毎日、暑い日が続いていますね。
もう、既にエアコンを利用している方も
多くいらっしゃると思います。
ここ数年、夏のたびに節電のニュースも
多く取り上げられ、電気代が気になりますよね?
そこで節電効果もあり、環境に優しい
「よしず(葦簾)」を有効利用して、暑い夏を乗り切りましょう。
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日よけ効果のあるよしずってなに!?
よく夏になると、軒先や窓など和風の建物に
立てかけてある、日よけを見たことはありませんか?
日本では昔から
日よけや目隠し、虫除けなどに効果のある
よしずを使っていたそうです。
よしずの原料は、葦(あし・よし)と言って、
水辺で育ちます。
日本での葦の産地は、
北上川や渡瀬遊水地、琵琶湖や淀川が有名です。
最近は高価ですし、国産は減少しているようです。
今は中国からの輸入物の方が安価で手に入ります。
その葦をシュロ糸で編んで、できたものがよしずです。
ちなみに、シュロ糸は、ヤシ科の植物から
作られた糸で麻や綿の糸より耐久性があり、
水にも強く腐らない糸です。
最近、ホームセンターに行くと
スモーク加工されたよしずも販売されています。
葦は焼いたり、燻されたりすると
防虫・防カビの効果高まります。
天然の素材で、こんなに効果があるなんてエコですね。
![](https://nanisore-club.com/wp-content/themes/refinesnow2/img/shortcodes/icon-check-b-bk.png)
諸説ありますが、すだれは、
原料が、竹と綿の糸が一般的なようです。
使い方も、よしずは立てかけるのに対し、
すだれは軒に吊るして使うものです。
よしずは窓の日よけ効果はどれくらいあるの?
よしずを軒先などの外側に立てかけると、
風を通すので、壁との間に空気の層ができ
室内に伝わる日差しからの熱をカットします。
しかも、外側によしずを立てかけると
窓などの内側に日よけを取り付けるより、
日差しからの熱を倍近く遮断できる効果があるんです。
もっと効果的なのは、
よしずに打ち水をすること!!
打ち水をすることにより葦が水を吸い、
気化熱で外気より涼しく快適に
過ごすことができるんです。
まさに、天然の冷風扇!
エアコン代が浮きそうですね(笑)
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よしずを使ったエアコンの節電効果がスゴい!
エアコンの室外機、熱くなっていませんか?
そんな時に、よしずを利用してみましょう。
室外機から1m離れたところに、
影ができるように立てかけてみてください。
これだけでエアコンの節電効果UPになります。
室外機に直射日光があたっていたり、
地面からの反射熱によって、
室外機に余計な熱がこもることにより、
電力消費が増えるんです。
ただし、よしずを直接かぶせてしまうと
余計に熱がこもってしまうので、注意が必要です。
ぜひ、よしずを有効に使って、
暑い夏を家計や環境に優しく乗り切ってみてはいかがですか?