特徴的な甘い香りを放つ早春に咲く花
「沈丁花(じんちょうげ)」
日本でも馴染みの深い花で、
学校や家庭のお庭や、
街路樹や公園などで見かける事も多いはず。
お家で沈丁花を育ててみよう!
さて、どう育てたらいいのかな?
沈丁花の育て方についてご紹介します。
ぜひ、育ててみてください。
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沈丁花の苗木や鉢植えからの育て方は?
沈丁花をお家で育てる場合には
「苗木」を用意します。
庭木としても鉢植えでも育てる事が出来ます。
大きく育てたい場合は地植えにしましょう。
水はけがよければ土質を
選ばなくて良いのが沈丁花のよいところ。
極端な日陰や強く西日のあたる
場所でなければよく育ちます。
鉢植えの場合は
赤玉土6:腐葉土4ので混ぜた土を使います。
地植えの場合は受け付ける場所の土に
堆肥を混ぜておくと良いです。
手入れという手入れも多く必要もなく、
水やりも真夏など酷く土が乾く事を
除いては与える必要もありません。
肥料は2月と9月に
油かすと骨粉を等量混ぜた物を
株元の土に埋めてあげるだけでいいです。
鉢植えは鉢の中で
根がいっぱいになってしまう事があり、
鉢とバランスが悪くなった際に
植え替えてあげましょう。
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沈丁花の剪定方法や挿し木で増やすには?
剪定は、間引き剪定と
株を小さくする剪定があります。
しかし沈丁花は案外と
自然に形が丸くまとまるため
形を整える為の剪定はほとんど不要です。
ただ、株元の枝が混み合う事があり、
風通しをよくしてあげる為に
余分な枝を切り落とす必要があります。
枝分かれしている
付け根で切るのが最大のポイント!
枝の途中で切ってしまうと不自然で、
芽吹いた時に形が乱れてしまいます。
株を小さく育てる場合には全体的に
刈り込む必要はありますが、
あまり太い枝をたくさん切ってしまうと、
木が衰弱してしまいます。
剪定を行う時期は翌年など
花が咲き終わった後になります。
また、沈丁花を増やす場合には
「挿し木」で増やす事ができます。
適期は4月に行う「春ざし」と、
7~8月に行う「夏ざし」とあり、
枝を15センチほど切り取り、赤玉土に挿し、
根が出るまで乾燥させぬ様にします。
根が出て来たら1つずつ鉢に植え、
地植えにする場合には翌年植え付けます。
かかりやすい病気は、
アブラムシによるもの。
春先より茎葉や新芽にアブラムシが発生するので
薬剤を散布し早い駆除を行いましょう。
沈丁花が枯れる原因は?手入れ??
沈丁花は根が柔らかく、
傷が塞がりにくい性質があります。
そして植え替えが苦手で
多くは植え替えあと数ヶ月に
枯れてしまった事例が多いです。
根は出来るだけ触れず、
傷をつけない様に扱いましょう。
他には環境が合わずに
枯れてしまうこともあるので、
出来るだけ植え替えは
多く行わない事が鉄則です。