見た目がちょっと面白いデコポン
甘くてジューシーなフルーツですね。
寒い季節から春にかけて楽しめる
おいしいデコポンの栄養を知ってみませんか?
他の柑橘類との違いなど、合わせてご紹介します。
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デコポンに含まれる栄養成分や効果は?みかんの栄養価と比べると?
デコポンの栄養。
見た目にも色が鮮やかで味は甘く、
なんだかとっても栄養がありそうですよね。
中身も瑞々しく、見た目以外は
まるでみかんと似ています。
その栄養はカロテンの1つである「βクリプトキサンチン」
特に温州(うんしゅう)みかんに
多く含まれており、その量は100mgで1800μg
みかんには敵いませんがデコポンにも550μg含み、
きゅうりよりも多くトマトと並ぶ含有量です。
柑橘系の精油に含まれる有用性分「シネフィリン」は
ビタミンCと一緒に摂ることで、風邪予防に優れています。
他に酸味の成分に含まれる
「クエン酸」には疲労回復効果や血液浄化、
また、実を包む薄皮(じょうのう)には、
水溶性食物繊維「ペクチン」が多く含まれており、
便秘解消や整腸作用などにも効果を発揮します。
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デコポンの食べ方は?不知火とデコポンは違う種類なの?
デコポンの食べ方は、
皮もそれほど厚くなく薄皮もやわらかいので、
みかんと同様にそのまま食べる事ができます。
たくさん頂いた時には、ジュースにすると贅沢な味を楽しめ、
他に葉ゼリーやシャーベットなど楽しめます。
皮はピールやマーマレードにするとパンに塗るほかに、
料理の隠し味に使う事も出来ます。
また、お店に並んでいる時に見た目はデコポンなのに
名前が「不知火(しらぬい)」として
販売されているものがあります。
これはデコポンの基準にまで糖度が
上がってなかったり、酸味が強いといった事があります。
「不知火」に対してブランド名が「デコポン」であり、
この名前を使えるのは
糖度が13度以上で、クエン酸が1%以下!
といった条件をクリアしなければなりません。
それ以外は「不知火」という名前で流通しています。
さらには地域によっては
静岡は「フジポン」
愛媛は「ヒメポン」
広島は「ヒメポン」
徳島は「ポンダリン」
などと呼ばれている事がある様です。
熊本などでは「不知火」以外にも
「くまもとみかん」として販売していることも多く、
通販では不知火みかん・くまもとみかんとしています。
万が一購入したみかんが酸っぱくても
別な食べ方で楽しめるので
「ハズレた」などとは思わないでください。
甘いものを食べたい!
その際には「デコポン」という
表示のものを購入すればよいでしょう。
デコポンと不知火の違いが解ると、
ちょっと柑橘系の「通」になれますよ!
以外と知られていないこの違い・・・
ぜひ、ご家族でデコポンを食べたときの
小話にいかがでしょうか?