和食の汁物や煮物などを作る時に欠かせないだし。
だしを取った煮干しのだしがらは
みなさんどのようにしているでしょうか?
煮干しにはEPAやDHAなどの栄養が豊富ですが、
骨や身にも栄養が含まれており、まるごと食べたい食材の1つなのです。
そこで今回は煮干しのだしがらの活用法を!
煮干しだしの取り方やだしがらの出ない
だしの作り方と合わせてご紹介します。
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煮干しのだしの取り方
煮干しを使ってだしを取ると聞くと面倒にも感じますが、
分量を覚えてしまえば2~3工程で作ることができます。
だしの取り方としては、
水出しと煮出しの2通りがありますのでご紹介します。
水出し
雑味が出ないため
はらわたなどをとる手間がなく手軽にだしが作れます。
水出しでだしを作る場合は
煮干しの他に昆布やかつお節などを使用します。
1.麦茶ポットなどのポケットかだし用のパックなどに
材料(20g)を入れ、水(1リットル)を入れます。
2.冷蔵庫で一晩置いたら完成です。
※保存期間は3日程度となりますので、
使う量に合わせて作ることがおすすめです。
煮出し
シンプルな汁物に合う、
コクと濃い味わいのダシが出来上がります。
下準備としてえぐみや苦味が気になる方は、
頭と内臓を取り除いておきましょう。
1.鍋に水(1リットル)と
煮干し(20g)を入れ30分以上浸します。
2.中火にかけ沸騰前に出てくるアクを取ったら弱火にし、
5分煮出して火を止めます。
3.煮干しを取り出したら完成です。
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煮干しのだしがらの3つの活用方法
煮干しの骨などにも栄養が含まれているので、
だしがらも上手に活用して低脂肪のタンパク質やカルシウム、
鉄分を効率良く摂取したいものです。
そこで簡単にできる
煮干しのだしがらの活用レシピをご紹介します。
・佃煮
1.煮干しのだしがら(80g)をフライパンでから焼きし、
好みのカリッと感になるまで水分をとばします。
2.フライパンの端にだしがらを寄せて少し傾けたら、
空いたスペースに醤油・みりん(大2)、砂糖(大1~2)を入れ
煮立たせトロミが出てきたらだしがらに絡めます。
3.絡めただしがらに、いりごま(大1)と
かつお節(5g)を混ぜたら完成です。
・じゃがいもとだしがらのきんぴら(2人分)
1.じゃがいも(1個)の皮をむき細切りにします。
2.熱したフライパンにごま油(大1)を入れ、
じゃがいもが透き通るまで強火で炒め、
煮干しのだしがら(100g)を加えて2分程炒めます。
3.酒・砂糖(各大1.5)、醤油(大1)を入れ煮詰めたら、
ごま(小2)をまぶして完成です。
※お好みで一味唐辛子をまぶしても美味しく頂けます。
・チーズ焼き
1.煮干しのだしがら(一掴み程度)をトースターのトレイに広げ、
とろけるチーズ(好みの量)を乗せます。
2.チーズがとろけるまでトースターで焼き、
塩コショウ(少々)かけたら完成です。
煮干しのだしがらを出さないだしの作り方
煮干しのだしがらも色々な方法で食べることができますが、
だしがらを出さずにだしとして摂取することもできます。
1.煮干しの頭とはらわたを手でちぎりながら取り除きます。
2.フライパンで弱火で乾煎りします。
3.ミルサーなどを使って細かく粉状にします。
この方法でこのまま料理に使うことができる
粉状のだしが出来上がります。
出来上がっただしは保存容器に入れ
冷蔵庫や冷凍庫で保管し早めに使い切りましょう。