栗拾いなどで貰う事も多くなる!
栗の保存方法ってご存知ですか?
ダメにしてしまうのではもったいない!
たくさんあるなら上手に保管し、
美味しさを少しでも長く楽しみましょう。
今回は栗の保存方法についてご紹介します!
Sponsored Links
生栗を冷蔵保存する場合は下処理が大事!?
栗はそのまま冷蔵してしまうと、
中に虫が入っている事が多いため、
保存する前には下処理をする必要があります。
基本的には半日以上水につけておくだけでよいですが、
農家さんなどでは加熱まではいかないものの、
お湯を使用した下処理を行なう方もいるそうです。
栗が浸る程の水を鍋にかけて
沸騰前の80度くらいで栗を入れていきます。
それ以上温度が上がらない様に注意し、
1分ほど浸して水を切ります。
ザルなどで全体が乾く程度陰干しを行なったら
穴が開いたビニール袋に入れて冷蔵保存を行ないます。
この状態で1週間~1ヶ月程度。
保存状況により異なるので、乾燥に注意しつつ
さらに冷蔵庫内での結露にも注意が必要です。
数日の間に使用するというのであれば冷蔵保存でよいのですが、
少しずつ小出しに使うのであれば冷凍保存をおすすめします。
Sponsored Links
ためしてガッテンでも紹介された栗の冷凍保存!ポイントは砂糖水?
栗の保存には冷凍が多くすすめられてます。
以前ですがためしてガッテンでは、
栗を冷凍することで加熱をした際に甘みが6倍にアップする
といった事を実験結果として残しています。
栗に含まれているアミラーゼという成分が
冷凍することで活性されて、
さらに土鍋で40~70度で加熱することで
より甘みをアップさせるともいいます。
また、収穫直後の栗は美味しさに欠け、
一度、0~2度で10日~2週間
冷凍庫で保存してから使用した方が甘みがアップするそうです。
冷凍する場合は皮を剥いてからしますが、
そのまま冷凍すると白っぽくなってしまう事も多いです。
そうならないために砂糖水をかけてから冷凍したり、
グラニュー糖をまぶして30分程そのまま放置し、
水分が出て来たら冷凍することをおすすめします。
それにより冷凍焼けやパサツキ感を抑えます。
そうすることで栗ご飯などにしたときの
栗のしっとり感やほっくり感が全く違って来ます。
他の保存方法や皮がついたまま保存したときの剥き方は?
栗の保存方法はこれまで
ご紹介したもの以外にも数多くあります。
基本、栗の保存には皮を剥いてから保存ですが、
下処理を行ない皮がついたままでも保存は可能です。
皮が付いたまま冷凍した場合には、
圧力鍋を使用する事で皮がむきやすくなり、
加熱も出来るのでそのまま調理に使う事が出来ます。
頭の方を十文字に切込みを入れて
ご家庭の圧力鍋に準じた圧をかけて茹でましょう。
お菓子などで使う場合には、加熱して皮を剥き
細かくしてから砂糖を合わせて
保冷袋に平らに入れて凍らせておけば、
使いたいだけを折って使ったり、
そのまま食べるといった方法でも美味しい保存レシピです。